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ギャルとは、見た目じゃなくマインドのこと。――みちょぱ、“本当のギャル”を語る

切れ者タレントたちが自己流の分析をもとに“持論”を主張するプレゼンバラエティ番組『俺の持論』(テレビ朝日)。

2月10日(土)深夜に放送された同番組では、モデルのみちょぱ(19歳)が一般的な“ギャル”のイメージを変える持論を公開プレゼンした。

◆「ギャル」の定義は何か?

©俺の持論

ギャルのカリスマとして、いまやモデルだけでなくバラエティー番組でも人気者となっている“みちょぱ”こと池田美優(19歳)。

小学5年生からギャルになることを目指していたという彼女は、中学3年生の頃には“週7”で通っていた渋谷を拠点に仲間のギャルたちとイベントサークルを結成。またその時期に雑誌『Popteen』の専属モデルとしての活動もスタートさせ、激動の10代を過ごしてきた。

そんな彼女は、「ギャルの定義は何か?」と聞かれると、見た目やファッションよりも、「ギャルってやっぱマインドなんです」と答える。ギャルの先輩や仲間とも共感しているというこの考え方だが、一体ギャルが持つべきマインド、すなわち“中身”とはどんなものなのか。

©俺の持論

みちょぱはまず、ギャルは一般的に「チャラチャラしてる」、「勉強しないからバカ」、「ガサツで不潔」、そして「礼儀がなっていない」といったネガティブなイメージを持たれがちだと冷静に分析する。

そして、この中の「勉強しないからバカ」といったイメージについては、彼女自身も否定しない。その代わりに、頭の良い人や自分が知らない知識をもっている人に対して、「マジ尊敬するんだけど!」などと素直にリスペクトの気持ちを表せるところがギャルの良さだと語る。

ただし、彼女が否定するネガティブイメージがある。それは、「ギャルは礼儀がなっていない」だ。

みちょぱは、「ギャルは礼儀正しい!」と力説する。なぜなら、彼女のように中高生の頃からギャルをしてきた人は、遊びをはじめ日々のいろいろな活動のなかで早いうちから年上の人たちと人間関係を持つことが多く、それによって厳しい縦社会を知るというのだ。

実際彼女は、中3の頃に始めたイベントサークル活動のなかで、「挨拶のときのお辞儀の角度」、「ひとりひとりに挨拶しなくてはならないこと」、そして「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)の大切さ」まで学んだという。ギャルは団体で行動をすることも多く、そのなかでは自然と“ほう・れん・そう”が不可欠になってくるそうだ。

◆みちょぱ、19歳の親孝行

また彼女は、ギャルは「チャラチャラしてる」というイメージも否定する。いわく、「モテようと思ったらギャルはやってない」。

みちょぱ自身、これまで“元カレ”からギャルならではの露出の多いファッションなどをやめてほしいと言われてきたそうだが、そこで男性の要望に寄るのではなく、自分のやりたいこと、自分のしたいファッションは変えずに“中身”で勝負してきたという。

まさに、これこそが「ギャルはファッションよりもマインド」の意味するところだろう

さらに、「ギャルは一途!」というところも彼女は熱く語る。相手を一途に想い、浮気は絶対せず、お弁当をつくるなど相手のために尽くす。これが本当のギャルの姿なのだそうで、みちょぱ自身も以前、彼氏のことをコンビニの前で一途に5時間も待った経験があるそうだ。

©俺の持論

そして、“近くの人を大切にする”という点では、「ギャルは親を大切にする!」ということも力説した。

シングルマザーの家庭で育ってきたみちょぱは、学生時代にはひどい反抗期をむかえ、母親に多大な迷惑をかけてきたそう。そんな中でも、わざわざ仕事を遅らせてまで自分を学校に毎日行かせようと力を尽くしてくれた母親。みちょぱは、そんな母親への恩返しとして、昨年のクリスマスにクルマをプレゼントしたそうだ

19歳でする親孝行としては非常に驚くべきこのプレゼント。“ギャルは親を大切にする”というよりは彼女個人のことともいえそうだが、みちょぱは、「たくさん迷惑をかけてきたから申し訳ないというのがあって、親孝行を普通の子よりたくさんしてあげようと思ってます。むかし迷惑をかけてなかったら、たぶんそこまでしようと思えなかった」と話す。

ギャルとして派手に遊び青春を謳歌してきたからこそ、その代償として迷惑をかけてしまった親への申し訳なさ、そして感謝の気持ちが人一倍強くなったということのようだ。

家族や恋人を大切にし、他者には礼儀正しく振る舞う。

これがギャルの持つべきマインドなのだとしたら、確かにその外見がもたらすイメージからは大きく離れているかもしれないが、みちょぱ自身がそれを体現する存在ともいえ、彼女の話には大きな説得力がある

「“本当の”ギャルは、同世代の子より礼儀がなってるんです!」――そうまとめて主張するみちょぱ。実は、彼女自身がまさにそれを実践している。

今回の取材においても、ひとりひとりにしっかり挨拶するだけでなく、帰り際には、もともと乱雑に並んでいた椅子をきれいに机の下にしまってから部屋を出て行ってくれた。

誰に言われるでもなく、とても自然に、普段通りといった様子で後片付けをしていたその姿は、まさに彼女が熱く語る“かっこいいマインドのギャル”そのものだった。<制作:俺の持論>

※次回番組情報:『俺の持論
2018年2月17日(土)0:30~1:00、テレビ朝日

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