50代の人気俳優&芸人も悩む、尿の“おっかけモレ”。排尿は立つべきor座るべき?専門家が解説!
東幹久、本並健治、アキラ100%の3人が“加齢に伴う身体の悩み”と本気で向き合うトーク番組『フレッシュエイジングクラブ』。その第2弾が、11月26日(火)にテレビ朝日公式のYouTubeチャンネル「動画、はじめてみました」で公開された。
フレッシュエイジングクラブの“イケおじ会員”としてスタジオに集まった、55歳の俳優・東幹久と、60歳のサッカー元日本代表GK・本並健治、50歳のお笑い芸人・アキラ100%。
第2弾では、第1弾の後半で話題にあがった“尿モレ”についての悩みを深堀りしている。
◆尿の“おっかけモレ”とは?
男性は女性よりも尿道が長く、尿が溜まりやすいため、早ければ20代で尿モレを経験する男性も。
なかでも多くの人が経験し悩みを抱えるのが、“おっかけモレ”だ。これは、排尿の後で自分の意思とは無関係に尿が数滴垂れてしまう症状のこと。
スタジオのアキラ100%も、「トイレに行って、終わったと思ったらちょっと出るとか、『あれ?また行きたくなったな』とか、そういうことがありますね」と話し、東幹久も「あります、あります」と深く同意する。
そして、番組でアンケートをおこなった街の男性でも“おっかけモレ”の経験者は多く、30代の男性では、一度経験したことから現在(男性用の)尿モレパッドを付けているという人も。
こうしたアイテムを使うことについては、「気にしてくれて嬉しい」「洗濯しなくていい」と家族も大いに歓迎しているようだ。
スタジオメンバーの中で特に“おっかけモレ”を気にしている様子のアキラは、立ちながら排尿すると“おっかけモレ”になってしまう気がすると話し、そのため、仕事の本番前などは個室のトイレに入って座って用を足すことが多いそう。
これにも東は深く同意。立ち上がってアキラに握手を求めるほどで、東自身も座ってすることで「最後まで出せる」という感覚をもっていたようだ。
はたして、立ってするのと座ってするのでは、尿モレしないためにはどちらが良いという優劣はあるのか……?
◆“立つor座る”はどちらが良い?
そこで、尿モレへの認識をさらに深めるべく、専門家がスタジオに登場。
日本医科大学医学部長・泌尿器科教授の近藤幸尋氏は、“おっかけモレ”の原因について、「前立腺」「膀胱」の影響とともに、「筋力の衰え」を挙げた。
骨盤の下には「骨盤底筋(こつばんていきん)」があり、これが膀胱を支えているが、高齢化や肥満によってこの筋肉に衰えが出たり負担がかかったりすることで、尿がモレてしまう、“おっかけモレ”してしまうことが多くあるという。
よって、“おっかけモレ”の予防として有効なのが、トレーニングによって筋力の衰えを取り返す、ということ。
骨盤底筋を鍛え直し、尿モレを減らす――。近藤教授によれば、これは年齢関係なく有効とのことで、60代でも70代でも、トレーニングをやっていけば尿モレの量を減らせる可能性は大いにあるという。教授自身もよくトレーニングをおこなっているそうだ。
また、“座ってするか、立ってするか?”について近藤教授は、立った状態で排尿すると腹圧がかかるため、「(そのほうが)確かに尿の勢いは良い」としたうえで、排尿の終末期まではその勢いがつながらなくなくなってしまうことを指摘。
それによってトイレのまわりを汚してしまったり、尿を出しきれなくなったりということが起こっているという。
近藤教授自身も現在は座って排尿しているそうで、「(トイレを)汚さないためもあるが、座ると最後まで時間をかけて出すことができる」と自身の考えや体験も含め話していた。
“おっかけモレ”の最大の対策は、最後までしっかりと滴(しずく)を出し切るということであり、そこに“立つor座る”の優劣はあまりないようだが、スタジオの本並もウワサとして聞いたことがあるという「立っていないと出きらない」というのは事実ではないようだ。
そして、『フレッシュエイジングクラブ』第3弾の動画では、骨盤底筋を鍛えるトレーニングを紹介・解説。そして、いま注目の男性用の“軽い尿モレ用シート”とは? この悩みを抱える人、感じはじめた人は必見だ。
<提供:ユニ・チャーム株式会社>