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「ジュゴンが訪れる場所になって」沖縄県伊良部島で自然を愛する大切さを伝える蟹漁師

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

11月16日(土)の放送では、沖縄県伊良部島を特集した。

息を呑むほど透明な伊良部の海。

「ただキレイだねと見るのではなく、なぜこんなに透明なのか、それを掘り下げて調べたら、やっぱり栄養がない。生き物が少なくなっている。それを増やすには、まず陸から愛して」

そう話すのは、蟹漁師の吉浜崇浩さん。生まれ育った伊良部の自然をどう守るかが彼のライフワークだ。

吉浜さん:「亡くなった祖父の時代の風景を探ると、とんでもないくらいに変わった。(当時は)当たり前にジュゴンがいた」

伊良部の海で船を漕ぐ彼についていくと…。

吉浜さん:「亀と目が合った! デカい亀が会いに来てくれていますよ。エイもいる!」

そして取り出したのはレモン。

吉浜さん:「これもジュゴンが大好き」

吉浜さん:「入り江の王様はマングローブガニが頂点に立っている。食べてもおいしい」

吉浜さん:「そうしたらみんなが振り向く(気が付く)。これが増えるには、木が生えて栄養が必要。ジュゴンが訪れる場所になってほしい。自然は“カナス”」

カナスとは伊良部島の方言で「愛おしい」。愛を持って目指すのは美しく、豊かな海だ。

なお、次回11月23日(土)放送の『港時間』では、フランスのレ・サーブル・ドロンヌを特集。世界一周ヨットレース「第10回ヴァンデ・グローブ」のスタート地で、3度目のレースに挑む白石康次郎さんに迫る。

※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
番組情報:『港時間
毎週土曜 よる10:54~11:00、テレビ朝日

(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)

※放送時間変更の可能性あり