くも膜下出血で倒れた妻と奇跡の会話…老夫婦の愛あふれる5分間に「涙が止まらなくなっちゃった」<民王R>
現職総理大臣とおバカな息子の心と身体が入れ替わる大珍事を、遠藤憲一と菅田将暉のW主演で描いたドラマ『民王』。9年ぶりの続編となる『民王R』では、政界引退間近だった武藤泰山(遠藤憲一)が再び内閣総理大臣の座に就くところから物語が展開していく。
11月12日(火)に放送された第4話では、泰山が臨終のときを迎えようとしているおばあさん・トメ(丘みつ子)と入れ替わった。倒れる直前まで夫の進(伊武雅刀)と喧嘩していたトメだが…。
ベテラン俳優の遠藤憲一&伊武雅刀が老夫婦の“奇跡の会話”を熱演し、ネット上で「久しぶりにドラマみて号泣した」「とても素敵な話で泣けた」と視聴者の涙を誘った。
◆ベテラン俳優、涙の熱演…
夫の進と喧嘩中にくも膜下出血で倒れ、三途の川を渡ろうとしていたトメ。
しかし、気がつくと総理大臣の泰山と入れ替わっていた。
やっと自由になれたトメは、死ぬ前に今まで我慢してきたことをやろうと決意。
泰山の秘書・冴島優佳(あの)に頼み、パフェを食べたり爬虫類カフェを楽しんだりと、これまでやってみたかったことを満喫する。
さらにトメは結婚前に通っていた喫茶店のマスターのもとへ向かい、「ここ来るたびに胸がドキドキしたことはよく覚えてる。確かめたいんだ、私の人生お父さんじゃない人を選んでたらどうなってたのかなーって…」と語った。
すっかり夫への愛が冷めていそうなトメだったが、喫茶店を訪れると当時ドキドキしていたのは進を待っていたからだったと思い出す。
夫への想いを取り戻したトメは、自身が入院する病院へと向かった。
すると進は泰山の姿になったトメを見た瞬間、「母さんか」と言い当てる。
“夫婦愛”を感じる直感を発揮した進だったが「母さんなんだろ。ったくどこへ行ってたんだ。おめえが急に倒れてこっちは大変なんだぞ」と文句を言い、トメもそれに反論。痴話喧嘩が始まってしまう…。
しばらく言い合った2人だったがふいに笑い合い、トメは「(進との夫婦生活も)悪くなかった。思い出せて良かった」と涙ながらに伝えた。
進が「…ありがとうな」と素直な想いを返すと、トメはハッとした表情に。その瞬間再び入れ替わりが起こり、トメと泰山は元の身体に戻った。
そしてトメが元に戻ったことを察した進は、ベッドに横たわる彼女に「おかえり、よく頑張ったな」と優しい言葉をかけるのだった。
老夫婦の愛があふれる会話が約5分間にわたって展開され、SNS上では「エンケンさんが天才で、涙が止まらなくなっちゃった」「悪口言ってるようで、すごく愛に溢れてる熟年夫婦」「伊武雅刀さんと遠藤憲一さんの老夫婦、凄すぎる」と感動する視聴者が絶えなかった。
ここまで秘書、青年、5歳児、おばあちゃんとまったくバラバラな国民たちと入れ替わってきた泰山。第4話のラストでは、入れ替わり相手の“ある共通点”が判明する。ついに入れ替わり事件の黒幕の正体に近づいていくのだろうか?
※ドラマ『民王R』は、TVerにて無料配信中!
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!
※番組情報:『民王R』
毎週火曜よる9:00~、テレビ朝日系24局