「お金もないし、カッコいい男ではないけど…」30歳彼氏、“弱い自分”と向き合い――号泣プロポーズ&誓いのキス!
結婚に踏み切れないカップルたちの7日間の旅を追った、ABEMAのオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via ギリシャ』。
11月7日(木)、同番組の最終話が放送された。
同番組は、お付き合いをしながらもなかなか結婚に踏み切れない2組のカップルが、7日間の海外旅行を経て、最終日に“結婚”か“別れ”のどちらかを必ず決断しなければならないという結婚決断リアリティ番組だ。
婚約するも入籍延期中の30歳同士の会社員のシュウヘイとエステティシャンのカホのカップル。
前回の第7話では、決断前日にもかかわらず彼氏のシュウヘイが「ずっと言えていないことがあります。結婚を先延ばしにしている理由です」と語り、スタジオに激震が走っていた。
◆「アホなんやこの人」
最終話では、ついにシュウヘイの口から結婚を先延ばしにした理由が“お金”であることが明かされた。
シュウヘイは「養っていく自信がないって自分としてはすごくカッコ悪いことだと思っていて、それをカホちゃんに素直に伝えることができなかった」「だから子どもがとか別の回答を伝えてしまっていた」と告白。
片親でお金に困る母親を見て育っており、カホにそんな思いをさせたくないと思っていたことを明かした。
しかし、カホも現在の収入について「いっぱいいっぱい」だとするも、「それって2人でどうにかすればいいと思うから重く考えなくていいんじゃない?」「そんなことなの?って思っちゃった」と優しく回答した。
その後、2人は海岸で今後について話し合い、カホはこの7日間で感じたことについて「シュウヘイくんは弱いところを見せられる強い男になってほしいって思った」と伝える。
シュウヘイは「母親に心配をかけたくなくて、強い自分でいようって思っていた」「カホちゃんと過ごしていても強い自分でいなくちゃいけないとずっと思っていて、いつの間にか弱みがあるのに伝えられない状況になっちゃっていた」と振り返る。
そんなシュウヘイは「もう少し1人で考えてくる」と告げ、1人で海へ。「弱い自分は全出せた」「素直な気持ちをぶつけるしかない」と語ると、すっきりしたのか叫びながら海へ一直線でダッシュして飛び込んでいった。
その様子を見たヒコロヒーは「アホなんやこの人(笑)」と笑い、藤本は「一生懸命なんだね~」と可愛らしいシュウヘイの姿を見守った。
◆“号泣”プロポーズをスタジオ絶賛
いよいよ告白の時を迎えた2人。
カホはこの旅への感謝と「シュウヘイくんは責任感のある性格だからお金のことをすごく重く考えていたと思うんだけど、私はそんなのどうにだってなると思っているのね。夫婦や家族って一緒にいるだけで悲しみは半分、喜びは2倍っていうけれど本当にその通りだと思う」とし、この旅でシュウヘイが苦しんでいるのは自分も苦しかったことや、結婚したい気持ちに変わりがないと涙ながらに告白する。
このカホの言葉を受けてシュウヘイは、「遠回しにカホを傷つけていたことがやっとわかった」「お金に自信がないこともカホちゃんに打ち明けて『2人で歩んでいったらいいじゃん』って言われて、たしかにそうだなって」と語り出す。
さらに、「じゃあ『結婚って何が大事なの?』って思ったらカホちゃんを思うこと、相手を思うこと。カホちゃんの好きなところってやっぱり笑顔なんだよね、この笑顔をもっと増やしたいなって心の底から思った」というシュウヘイの目には涙が。
「正直今はお金もないし、仕事でも一人前かといわれるとそうでもないし俺の中でカッコいい男ではないけど、これが俺だなって思う」「でもカホちゃんを幸せにしたいって気持ちはこれからも変わらないと思う、俺はカホちゃんを絶対に幸せにする。だから僕と結婚してください」と伝え、カホは涙を流して「お願いします」と答えた。
そして、シュウヘイはカホが返したブレスレットを手渡すと、「大好き」と幸せを噛み締めるようにハグをして誓いのキスを交わす。喜びを爆発させるカホは、シュウヘイの胸に顔をうずめながら「幸せにしなかったら許さないからね、エーゲ海に誓って!」と告げた。
その後、シュウヘイが「今年1月のプロポーズの際に渡せなかった」と内緒で用意していた婚約指輪を渡し、2人は見事ゴールインを果たした。
その後、スタジオでは藤本美貴が涙しており、「途中からシュウヘイ推しになっていたんで、うちのシュウヘイよく言った!あんなに自分の気持ちを言えなかった子が笑顔になってよかったです」と絶賛。
スタジオからは「おめでとうございます!」との声があがっていた。
※番組情報:『さよならプロポーズ via ギリシャ』
番組の模様は、「ABEMA」にて無料見逃し配信中(期間限定)