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水谷豊の迫力ある殺陣も見もの!痛快エンタメ時代劇『無用庵隠居修行』

直木賞受賞作家・海老沢泰久原作の短編時代小説『無用庵隠居修行』を、過去に4作品を放送し好評を博してきた『だましゑ歌麿』シリーズの水谷豊×吉川一義監督らスタッフでドラマ化!

ドラマスペシャル『無用庵隠居修行』が、12月24日(日)に放送される。

©テレビ朝日

水谷豊と岸部一徳が「殿と家来」として共演。檀れいは、時代劇では自身初の“お転婆”キャラで新境地を開く。

◆笑いとサスペンス、感動ありの痛快エンタメ時代劇!

水谷演じる主人公・日向半兵衛は、江戸城を警備する直参旗本の大番士。愚直にその任務に勤しむ傍ら、出世のことしか考えない同僚に嫌気がさし、もうそろそろあらゆる欲を捨て去って隠居暮らしを…と考え始める。

ところが、長年半兵衛の世話をしている用人・勝谷彦之助(岸部一徳)は、あれこれ半兵衛の世話を焼きながら「日向家が潰えては困ります」と、奈津(檀れい)との縁談を進めようとする。

半兵衛に全くその気はないのだが、自ら「お転婆」と認めるほどの明るい女性・奈津は、半兵衛との結婚に前向きで…。

そんな3人が暮らす江戸では辻斬り事件が続発。ふとしたきっかけで事件と関わるようになってしまった半兵衛は、個性豊かな登場人物とともに江戸を脅かす難事件の捜査に乗り出す。やがて明らかになっていく犯人そこには巨悪の影が見え隠れし始めなんと奈津も半兵衛のためにひと肌脱ごうと大奥に潜入する

半兵衛に襲い掛かる辻斬りの正体とは? そんな謎解きミステリーに加え、水谷による迫力のある殺陣、笑いだけではない深味のある人間ドラマと、時代劇ならではの魅力もたっぷりと味わうことができる作品だ。

◆あらすじ

老中・松平定信(杉本哲太)により厳しい倹約令が発布された江戸。その過酷さに耐えかね不平を言うものも少なくない中、巷では辻斬りが続発していた。そんな中、徳川家の直参旗本・日向半兵衛(水谷豊)は、江戸城を警護するという役目を生真面目に勤める日々。

しかし、太平の世にあっては高名な一刀流の道場で目録を受けた腕をふるう機会すらない。さらに、周囲には姑息な手段で出世争いに明け暮れる同僚たち…。半兵衛はそんな日常から逃れ、そろそろ隠居をと考えていた。

とはいえ病で妻を亡くした半兵衛に跡取りはなく隠居すれば日向家は絶家となる。幼少時から半兵衛に仕える用人の勝谷彦之助(岸部一徳)も、ことあるごとに「新しい奥様を」と進言するが、当の半兵衛にはまったくその気がない。

©テレビ朝日

勝谷は以前、半兵衛と見合いをした奈津(檀れい)との結婚を勧め、女手が足りぬから、と奈津を半兵衛の家へと呼び寄せる。嬉々としてやってくる奈津に対して辻斬りを心配する半兵衛は「もう来なくていい」と帰そうとするが、なんと奈津は「住み込みでお世話を」と言い、これには半兵衛も返す言葉を失ってしまい…。

©テレビ朝日

そんなある日江戸城での勤めを終えて帰ろうとしていた半兵衛が辻斬りに襲われた。一刀流の腕でなんとか追い払った半兵衛だが、かなり腕の立つ男。ただ不思議なことに、辻斬りからは白檀の匂いが…。勝谷と奈津に手を焼きながら、半兵衛は次第に辻斬り事件の闇へと足を踏み入れていくことになる…。

※番組情報:『ドラマスペシャル 無用庵隠居修行
2017年12月24日(日)午前10:00~午前11:50、テレビ朝日系