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椎名林檎と衝撃の出会い…稀代のヒットメーカー・亀田誠治が迎えた人生の転機「新しいサウンドを作り出せる」

今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。

6月23日(日)の同番組では、日本を代表する音楽プロデューサー・亀田誠治の特集が放送された。

椎名林檎をはじめ、200組以上の錚々たるアーティストのプロデュース、アレンジを手掛けてきた、日本を代表する音楽プロデューサー・亀田誠治。

さらに東京事変のベーシストとして活躍するだけでなく、誰もが無料で参加できるフリーの音楽フェス・日比谷音楽祭を開催。音楽界に大きな変革をもたらしている。

今回はスタジオに亀田を敬愛するKREVA、King Gnuのベーシスト新井和輝、アイナ・ジ・エンドが集結。亀田がなぜこれほどまでに求められるのか、その秘密を徹底解説した。

1990年代、主にアイドルを中心に作曲や編曲を行っていた亀田は、1998年にあるアーティストと衝撃の出会いをはたし、人生の転機を迎えることに。

それが、椎名林檎。

亀田がアレンジを手掛けた『幸福論』でデビューして以降、椎名から“師匠”と呼ばれ、『歌舞伎町の女王』『ここでキスして。』『本能』など、多くの作品をアレンジしてきた。

そして、椎名のセカンドアルバム『勝訴ストリップ』がダブルミリオンを記録。亀田は一躍、稀代のヒットメーカーに。

一方、なぜ亀田が椎名をプロデュースすることになったのか? その理由は「音楽性ではなく、人柄エントリー」とのこと。

きっかけはレコード会社の音楽プロデューサーからの電話。「すごい新人がいる。今まで聴いたことのないような歌詞、聴いたことのないようなメロディー。でも、どう扱っていいかわからない」と相談されたという。

当時は、“小室ブーム”やMr.Childrenなどのバンドブーム真っ只中。

「女性のシンガーソングライターで情念を歌って、めちゃくちゃ文学的な文語調だったりとか。どういうふうにこのアーティストを扱っていいかわからない。でも亀ちゃんだったら、人柄がいいから向き合ってくれるんじゃないかって(言われた)」(亀田)

まさかの理由に、亀田は「音楽性じゃないんですか!?」と驚く。

そんななか、椎名と顔合わせをし、2人はすぐに意気投合。

「マライア・キャリー好きなんです」「サウンド・オブ・ミュージックの音楽が好きで…」など、ジャンル問わず好きなコンテンツを語る椎名の姿に、「時代やジャンルで音楽を捉えていない新しい世代が生まれてきた。林檎さんとだったら新しいサウンドを作り出せる」と確信したと振り返った。

このほか、スピッツをプロデュースするに至った裏話を披露。さらにKing Gnu新井も唸る、超絶ベースソロの実演解説も!

※『EIGHT-JAM』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」でも配信中!

※番組情報:『EIGHT-JAM
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)