愛犬が目撃していた殺人事件、犬の毛の中まで調べ犯人を導き出す!【科捜研・第2話】
沢口靖子演じる法医研究員・榊マリコを中心としたひと癖もふた癖もある研究員たちが、専門技術を駆使しながら難事件の解明に挑む姿を描いたドラマ『科捜研の女』。
同作第17シーズンの第2話が、10月26日(木)に放送される。
インテリアコーディネイターが自室で殺害された事件が発生! マリコ(沢口靖子)は、現場に落ちていた小さなガラス片が気にかかり、そこから意外な事実を明らかにしていく。
そして、犯行の一部始終を見ていたと思われる被害者の愛犬……その毛の中に残っていたものが、犯人逮捕につながるか!?
◆あらすじ
インテリアコーディネイターの茂手木浪子(月船さらら)の他殺体が自室で発見された。現場には浪子が部屋で飼っていた愛犬が残されており、犯行の一部始終を見ていたと思われた…。
マリコ(沢口靖子)は、現場に落ちていた小さなガラス片が何なのか気にかかる…。鑑定の結果、凶器は現場にあった置時計で、8時45分で止まっていた。またガラス片は漆を使った人形の目のようなものだと分かり、犬の毛からは繊維片も発見された。
置時計は、来栖屋ホテルがリニューアルオープンの記念品として制作したものと判明。ホテルの社長・湊川龍登(窪塚俊介)によると、リニューアルで世話になった浪子にいち早く贈呈したという。
◇
マリコはホテルに飾ってあるタペストリーの二匹の龍の刺繍絵に目を奪われる。龍の目がマリコが拾ったガラス片に似ている…。龍登の妻・美加(吉井怜)によると、平松喜久恵(山口美也子)という日本刺繍の先生に特別に作ってもらった刺繍絵だという。
刺繍を習っている美加に喜久恵を紹介してもらったマリコは、ガラス片を見せて確認すると、喜久恵は「龍の目」であることを認める。さらに目を作ったガラス工房の職人は、喜久恵の注文で4つの「目」を作ったとか。刺繍には二匹の龍があしらわれていたが、一匹は横を向いており「目」は3つしか使われていなかった…。
一方、被害者の浪子の爪の間に残っていた皮膚片のDNAが、龍登のものと一致した。しかし、龍登は記念品の時計を手渡した時に浪子の爪が自分の皮膚にあたっただけと主張。さらに犯行時刻の8時45分には喜久恵の家で龍の刺繍絵の完成を待っていたという。喜久恵の証言もあり龍登のアリバイは立証されるが、マリコにはどうしても「龍の目」のガラス片がひっかかる…。
さらに宇佐見(風間トオル)の調べで犬の毛から見つかった糸が、日本刺繍に使われる釜糸であることがわかり…!? 刺繍絵と犬が導き出す意外な犯人とは!?
※番組情報:『科捜研の女』第2話
2017年10月26日(木)よる8:00~8:54、テレビ朝日系24局