ワンオク『完全感覚Dreamer』の“本当にスゴいテクニック”!音楽のプロも「印象的」 と大絶賛
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『EIGHT-JAM』。
6月9日(日)に放送された同番組に清塚信也、KenKen、SATOKOが登場。3人のプロたちが「本当にスゴいテクニック」について熱弁を繰り広げた。
【映像】ワンオク『完全感覚Dreamer』の“本当にスゴいテクニック”!
この日は番組でおなじみ清塚に加え、RIZEのベーシストで多くのトップミュージシャンのサポートも務めるKenKen、錚々たるアーティストたちのサポートドラムを務めるSATOKOがスタジオに集結。プロでないとわからない“本当にスゴいテクニック”を、実演を交えて解説した。
ベースの弦を指で弾く攻撃的な高速スラップが代名詞のKenKenは、「その人にしかできないオリジナリティを持つスゴいベーステク」を紹介。そのなかで、年下で今1番尊敬する若手ベーシストとしてあげたのが、ジャズフュージョンベーシストのYuki Atoriだ。
12歳でベースをはじめ、現在東京のジャズクラブハウスを拠点に活動するAtoriについて、KenKenはこのように話す。
「ゴリゴリのジャズだけど、サックスのフリーソロを全部コピって指でひたすら弾いている。個人的には僕より年下の子ならこの子が一番うまいのでは」(KenKen)
さらに、「同年代や下の世代にこういう感じのストイックさの子っていなかったし、発想もあまりなかった」といい、Atoriの演奏をはじめて見たときは思わず笑ってしまうほどの衝撃だったそう。「インスタとか見て、すげぇのいるなって。俺には1秒もできない」とそのテクニックをべた褒めする。
一方、SATOKOが語ったのは、ドラムの「フィルイン」というテクニック。
ドラムの演奏技法には、主に「ビート」と「フィルイン」の2つがあり、曲のテンポを決めてからリズムを決める「ビート」は、通称“ごはん”と呼ばれている。一方の「フィルイン」は、通称“おかず”と呼ばれており、繋ぎとして使われるフレーズのことだという。
そして、SATOKOが「おかず(フィルイン)を聞いただけで、あの曲とわかるドラムプレイ」として紹介したのが、ONE OK ROCKの『完全感覚Dreamer』。
曲冒頭のおかず(フィルイン)について、「長いけど印象的」とSATOKO。
SATOKOいわく、音楽は会話やコミュニケーションに例えられるとのことで、『完全感覚Dreamer』については「簡単な話なんだけど、(言葉が)たくさん出てくる」。そして「ハイテクニックじゃないのにずーっと淀みなくやられているから、すっごく気持ちいい」とそのスゴ技を絶賛した。
このほか、清塚が語るクラシックの難曲『ラ・カンパネラ』のスゴさとは? さらに、3人が超絶テクを使った即興セッションをスタジオで披露、必見だ!
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※番組情報:『EIGHT-JAM』
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)