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第1話から謎が大量発生!ドラマ『Destiny』最終回前におさらいしたい伏線&仕掛けまとめ

第1話~8話の見逃し配信の累計再生数が2400万回(ビデオリサーチにて算出/24,488,224回/期間:4月9日~6月2日)を突破し、テレビ朝日のゴールデン・プライム帯史上最高記録を更新し続けるなど記録的大ヒットとなっている石原さとみ主演のドラマ『Destiny』。

本日6月4日(火)放送の最終回を視聴する前に、これまで仕込まれてきた伏線をおさらいしてみては?

(※以下、第8話までのネタバレがあります)

◆未来を示唆!? 実は…タイトル前に8話までの名場面!? 謎が詰め込まれた第1話

まず、多くの意味深げなシーンが挟みこまれたのが第1話。

冒頭ではいきなり、検事である主人公の西村奏(石原さとみ)が大学時代の元恋人・野木真樹(亀梨和也)を取り調べているところから始まり、視聴者を驚かせた。

取り調べ直前に奏が1人で予行練習を行うシーンは、第6話であらためて描かれることになる。次々と流れた“暴走する車”や“火事”などの不穏なカットも、後に起こる及川カオリ(田中みな実)の事故や野木邸放火事件の映像だ。

また、奏は初めて真樹と出会ったとき、彼からカンニングさせてと頼まれ、渋々答案を見せることに。このとき「それが、私の犯した初めての犯罪だった」と重いモノローグが流れる。

第6話では野木邸放火事件の被疑者となった真樹が、奏に「逃げない?」と提案。「それが私の犯した2つ目の罪だった」とモノローグが続き、再び奏が間違いを犯すことを示唆していたとわかる。

ほかにも、真樹が奏に「絶対に離れない手のつなぎ方って知ってる?」と聞くシーンも全話を通してのポイントとなってくる。

奏が「手錠かけるとか?」とあどけなく返すと、真樹は奏の手を使って絶対に離れない手のつなぎ方を実際にしてみせた。

第3話では時が経ち、結婚間近の奏と再会した真樹が「絶対に離れない手のつなぎ方」を再びみせ、「今度こそは相手の手を離すな」と、奏の幸せをせつなく祈る。さらに第7話では真樹が奏の前で捕まり、「絶対離れない…手のつなぎ方」と手錠を見せる場面もあった。

◆前半最大の謎“及川カオリの事故”

第1話から第3話にかけて複数仕込まれていたのが、及川カオリの事故にかんする伏線だ。

たとえば初回で森知美(宮澤エマ)が卒業論文を書いているシーンでは、さりげなく映るPC画面に「冤罪を生むメカニズムとは」との文字がある。

さらに第3話では、知美が悪いのは「全部自分」と泣いており、カオリに奏の父の事件について教えたのが知美だったと判明する第4話に繋がってくる。

また、カオリと真樹が最後のドライブで話していた内容や、第1話でぼかされていた失踪直前の真樹の言葉、第3話でカオリの車に真樹の指紋が残されていた原因も第4話まで見ると理解できる。

また第2話では、失踪中のはずの真樹がなぜかカオリの十三回忌に現れる場面も。このとき梅田祐希(矢本悠馬)が不審な様子を見せていたが、第3話では彼が真樹と連絡をとっていたと判明する。

“及川カオリの事故”について謎が解けていった第4話だが、また別の伏線も回収された。

第3話では奏の婚約者で外科医の奥田貴志(安藤政信)が真樹のレントゲンを見て険しい顔をしていたが、次の話で真樹が“胆のうがん”だと明かされる。

◆犯人は誰?野木邸放火事件にばらまかれた謎

カオリの事故がひと段落し安心したのも束の間、第5話では真樹の実家で放火事件が起き、被疑者として真樹が捕まってしまう。しかし奏が捜査を進めていくと、火事の日、現場近くのドライブレコーダーに祐希が映っていた。

祐希は第4話のころから真樹の父である野木浩一郎(仲村トオル)と接触を持ち始め、第6話では面接が決まる場面もあった。祐希は浩一郎に就職の相談をしており、火事の日も野木邸を訪れていたのだ。

その際に真樹が祐希と出くわし、彼を庇おうと決意。祐希が事件現場にいたと発覚する前の第6話では、真樹が捕まったと聞き祐希が意味深な表情を浮かべていたり、「悪いことでもしたの?」という言葉に黙り込んだりと、彼の罪悪感が見えるシーンがちりばめられている。

しかし祐希は、放火現場にいたものの、犯人ではないと主張。第6話では放火現場から出火元と見られるポリタンクが発見され、第8話で別の男がポリタンクを運んでいたと判明する。

その犯人は第3話で浩一郎と話していた議員秘書・秋葉洋二(川島潤哉)だった。また事務官の加地卓也(曽田陵介)がたびたび“ガラケー”で誰かに連絡している描写もあったが、その相手も秋葉であった。

さらに第8話では浩一郎の病室に送り主不明のカサブランカが送られてきていたが、新総裁誕生のニュース映像で映った花束も同じもので、犯人を匂わせていた。

第8話までの間で多くの謎が回収されてきたが、奏の父が証拠捏造を疑われる原因となったガラケーのメールや、浩一郎が20年前の「環境エネルギー汚職事件」にどうかかわっていたのかなど、まだわからない部分は残されている。最終回での伏線回収にも注目だ。

※ドラマ『Destiny』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『Destiny』最終話
2024年6月4日(火)よる9:00~、テレビ朝日系24局

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