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当たり前の幸せを奪われない世の中に!純粋すぎる丘十郎の決意に感動…ドラマ『君とゆきて咲く』第2話

手塚治虫の隠れた名作をドラマ化した『君とゆきて咲く~新選組青春録~』。

5月1日(水)に放送された第2話では、父のかたきを討つため新選組の前身となる“壬生浪士組”に入った深草丘十郎(奥智哉)が、自身の決意を口にした。

◆「俺はお前に追いつくぞ」

ある日突然、長州藩士に父親を殺されてしまった丘十郎。第2話では父親を殺した庄内玄悟(上野凱)を見つけたものの、あっさり返り討ちにあってしまう。

一方、丘十郎と同じく新人隊士で剣の達人でもある鎌切大作(前田拳太郎)は、助けに入ることなくその様子を眺めているだけだった。

大作に運ばれて戻ってきた丘十郎は、「気持ちをおもんぱかってくれたんだな」「ありがとう…大作」と自分にかたきを討たせようとしてくれたことを感謝する。

さらに丘十郎は、「俺はお前に追いつくぞ」と宣言し、「変えたいんだ!当たり前の幸せを突然奪われるような世の中を。だから強くなりたい…いや、なる!」と決意を口にした。

元々小さな茶屋で働いており、まだまだ戦闘力には乏しい丘十郎。しかし自分に起きたような悲劇を生まないため世の中ごと変えたいと語る姿は、とても頼もしく映る。

◆“山南隊”に配属の狙いは?

また第2話では、壬生浪士組の新人隊士たちが組み分けされた。

大作と丘十郎は、山南敬助(永田崇人)が隊長を務め、問題児ばかりが集まった“山南隊”に配属されることに。

組み分けを受け、斎藤一(庄司浩平)は「あの茶屋の息子、沖田が取ると思ってた」と話す。すると沖田総司(藤岡真威人)は、「山南さんのほうがいい、あの人は優しいから」と迷いなく返した。

さらに斎藤が「では大作は?なぜ試験のときあいつを指名した」と問うと、沖田は「剣に迷いがなさすぎる。己の心を斬っている…まるで死人の剣」と答えた。

主人公の2人が“山南隊”に配属されたことがどう影響してくるのかや、まだ謎の多い大作が自身の心を斬っていると言われる所以など、沖田と斎藤の会話には気になるポイントが散りばめられている。

ほかにも第2話では、土佐弁を喋る謎の男(佐藤流司)が丘十郎の窮地を救う一幕も。続々と登場する魅力的な人物たちがどのような歴史を紡いでいくのか、彼らの“運命”から次回以降も目が離せなそうだ。

※ドラマ『君とゆきて咲く~新選組青春録~』は、TVerにて無料配信中

※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!

※番組情報:『君とゆきて咲く~新選組青春録~』第3話
2024年5月8日(水)深夜0:15~0:45、テレビ朝日系(※一部地域を除く)