1本の動画で大炎上するまで…住む場所も家庭も失った“おでんツンツン男”しくじりの全貌
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
9月15日(金)の放送では、世間を騒がせた“おでんツンツン男”こと豊嶋悠輔さんが登壇。
「迷惑動画で周囲に大迷惑をかけちゃった先生」として、迷惑動画に手を染めてしまったきっかけやSNSで大炎上するとどんな恐怖が待ち受けているのかなど、自身のしくじりを題材に“1本の迷惑動画が引き起こす想像を絶する悲劇”を授業した。
授業ではまず、迷惑動画投稿をはじめるようになった経緯について振り返ることに。
“おでんツンツン騒動”が起こる1年前、当時から地元の愛知県でスケートボードショップを経営していた豊嶋さんは、新店舗オープンに向け“スケートボードのすご技や失敗シーン”、“子どもたちの練習風景”などの動画を宣伝としてSNSに投稿するように。
そんなある日、ネタがなく何気なく投稿した変顔動画が近所の小学生に大ウケし、味をしめた豊嶋さんは調子に乗って“タバコを投げて口でキャッチ”、“熱湯に指を突っ込む”などのおバカ動画を投稿するようになったと振り返る。
「今思えばこの動画投稿が迷惑動画投稿に変化していく最初の入り口だった」とし、「とにかく周囲の人にウケるのならと、おバカ動画をメインに投稿するようになった」と回顧した。
その後、投稿がエスカレートし“入院中の友人の病室に突撃して卵を投げる”という迷惑動画を投稿したところ、周囲から大反響を得られたことで、さらに迷惑動画を投稿するようになった豊嶋さん。
SNSのフォロワーが5万人に増え、「気が付けば(動画投稿をはじめて)2年足らずで大迷惑動画男になっていた」と語った。
そうして、授業は豊嶋さん最大のしくじりである“おでんツンツン騒動”の真相へと駒を進め…。動画撮影から投稿に至るまでの背景や動画が大炎上してしまったときの心境、逮捕される瞬間の記憶などを大告白。
不起訴処分になるも、豊嶋さんの人生が一変してしまった“おでんツンツン騒動”の知られざる裏側を語った。
また、授業の後半では不起訴処分となったその後、豊嶋さんを待ち受けていた苦悩について授業を展開。「母親にとても申し訳ない気持ちになった」と語りはじめた豊嶋さんは、当時地元の中学の校長先生をしていた母親について触れ、「学校にもマスコミが押しかけて大変な迷惑をかけてしまった」と懺悔した。
さらに、生徒の親たちから「自分の子どもの管理もできないのに、生徒を管理できるんですか!」という意見も寄せられたと明かし、悲痛の表情を浮かべる。
その後、厳しい立場に追い込まれたものの母親はなんとか定年まで校長を務めたと語った豊嶋さん。しかし、「迷惑動画で炎上した後に待つリアルな苦難はここから幕を開けます」と続けて…。
“おでんツンツン男”というニックネームが世間に浸透したことで一変してしまった生活環境、住む場所も家庭も失ってどん底状態だった豊嶋さんだが、そこへ救世主が現れたという。
そして授業の最後には、豊嶋さんが自身のしくじりから学んだ「今、動画投稿に必死になっている全国の若者に伝えたい教訓」を声を震わせながら発表していた。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
毎月第1〜3金曜 よる9:30~
第4金曜 地上波放送終了後〜
【地上波】
毎月第4週金曜 深夜0:50~1:20、テレビ朝日系(※一部地域を除く)