川谷絵音が語る、“ちゃんみなコラボ”の裏側。想定外の事態に…「俺のギターソロが聴こえない」
今さら人に聞けないような“音楽の基本”から、制作の裏側や専門テクニックなど“マニアックな知識”までを掘り下げていく『関ジャム 完全燃SHOW』。
7月9日(日)の同番組では、スタジオに川谷絵音と佐藤千亜妃が登場。「令和に生まれたコラボの名曲」を特集した。
これまで多くのコラボの名曲を紹介してきた『関ジャム』。そして令和の今、milet×Aimer×幾田りら、米津玄師×野田洋次郎など、さまざまな豪華なコラボが続々と誕生している。
そんななか、これまで自身のバンドではコラボをしてこなかった川谷だが、自分以外のメンバーがボーカルを務めるジェニーハイではじめてコラボ曲を発表した。
それが、『不便な可愛げ feat アイナ・ジ・エンド(BiSH)』(2019年)。さらに、2021年にジェニーハイはちゃんみなとコラボし、『華奢なリップ feat. ちゃんみな』をリリースした。
そして、今年はyamaとのコラボ曲『モンスター feat. yama』を発表。数々のバンド・プロジェクトがあるなか、川谷がジェニーハイでコラボ作品をリリースする理由は?
川谷は「自分で歌わないから」といい、「僕(の声)は特殊な節があって…。自分の作品だと自分で完結させたい」と説明する。
また、コラボ相手を決めるときは「声が一発でわかる人」を選ぶそうで、「ジェニーハイのボーカル・中嶋イッキュウがフラットな声なので、本当に特徴のある人を選ぶ。そうするとコントラストが出る」と語る。
一方、ちゃんみなとのコラボでは、川谷にとって想定外のことが起きたとか。
「なにもないアウトロ(楽曲の終盤、歌が終わった後のエンディング部分)を作っていたけど、ちゃんみなが『ラップを入れたくなったので入れていいですか?』って。今まで自分の曲で他の人の歌詞が入ったことが一回もなかった」(川谷)
ちゃんみなからの予想外の提案に驚いた川谷だったが、「コラボした意味があった。自分では絶対に考えられない歌詞だった」と振り返る。
また、サビのあとにちゃんみな自らが加えたラップパートの裏で、じつは「ギターソロを弾いている」という川谷。
「ライブでギターの音量をめっちゃ上げているんですけど、ちゃんみなのラップの音量の方が大きいので、一生俺のギターソロは聴こえない…」とぼやく場面もあった。
このほか、yamaにアンケートを実施! ジェニーハイとのコラボ秘話が明らかに。
また、幾田りらと『線香花火 feat. 幾田りら』でコラボした佐藤も、コラボ曲のつくり方について語っている。
※『関ジャム 完全燃SHOW』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では過去回も含めて配信中!
※番組情報:『関ジャム 完全燃SHOW』
毎週日曜 午後11:00~、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)