過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生　俺みたいになるな!!』。

4月14日（金）は、お笑いコンビ・囲碁将棋をゲストに迎え、「しくじり学園 お笑い研究部」の「囲碁将棋の今後を考える」が放送された。

ツッコミの根建太一とボケの文田大介からなる囲碁将棋は、賞レースで結果を残し続け、数々の芸人が絶賛する実力派コンビ。

年間約1000ステージをこなし、2022年度吉本内の劇場出番ランキング2位に入るなど、劇場では百戦錬磨の囲碁将棋だが、テレビではいつも“55点”の結果しか出せず、心が折れかけているのだとか。

そこで今回は、囲碁将棋が抱える問題点に向き合い、どうしたらテレビで輝けるようになるのか話し合った。

番組冒頭、「テレビに呼んでほしくない！」と衝撃の悩みを明かした囲碁将棋。

「テレビで醜態を晒してライブに来てくれるファンをガッカリさせたくない」という思いから、テレビ出演に葛藤を抱いていると続けた。

根建がバラエティ番組のドッキリ企画などで活躍を見せる傍ら、いまいち結果が残せていないという文田は「テレビの人も気を遣って“相方も一緒に出してあげたい”っていう優しさなんですけど。いつも『行かなきゃ良かった』って…」「絶対55点しか出してない」と苦悩を語った。

その一方で、テレビ出演は少ないものの劇場の仕事で「税理士をつけるほどを稼いでいる」と囲碁将棋は明かす。

文田は「正直劇場ではバケモノです」と発言し、スタジオでは「自分で言う？」と驚きの声が上がる。

「劇場でバケモノだから“テレビに出したらどうなるんだろう”ってなったときに、毎回おもしろくない。自分でもわかるんですよ、みなさんの顔がガッカリに変わっていくのが」とも語った文田に、「辛いな」「理想が高いとかじゃなくて？」とフォローしながらも、研究部メンバーたちは笑ってしまう。

そして、テレビでうまくいかない一番の理由は「文田がテレビで一度もハネたことがない！」とした根建は、「文田が囲碁将棋としてのフロントマンだと思っているので、文田がハネないことには囲碁将棋は今後上にいけない」と思いを語った。

また、文田がテレビでハネない理由のひとつを「囲碁将棋を紹介するVTRがハードルを上げすぎる」と分析したふたり。

そこで、番組ではもっともよくある形の“囲碁将棋の紹介VTR”を再現した。

VTRでは、マヂカルラブリーの野田クリスタルやニューヨーク、オズワルドの伊藤俊介ら売れっ子芸人たちが出演し、「東京でトップクラスにおもしろい」「No.1ですね」「良くも悪くもおもしろすぎる」などと囲碁将棋を大絶賛。

VTRを見届け、文田は「マヂラブ、オズワルド、ニューヨークが囲碁将棋を潰しにきている」と断言し、「最初はもっとライトだったんです。でも何かに出るたびに、絶対にフリのVTRをお願いされるので、どんどん本人たちもミニコント感が強くなって、今ここまできちゃってます」と続けた。

そこで、紹介VTRのフリに“あえて乗っかる”作戦を立て、即興漫才に挑戦することに。

研究部メンバーたちのアドバイス通りにはいかない囲碁将棋の漫才に、一同からは総ツッコミが寄せられていた。

※番組情報：『しくじり先生　俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
毎月第1〜3金曜 よる9：00〜9：30、ABEMA SPECIALチャンネル
第4金曜 地上波放送終了後〜
【地上波】
毎月第4週金曜 深夜0：50～1：20、テレビ朝日系（※一部地域を除く）