トレエン斎藤、M-1優勝後に“投資”で大失敗!「資産を半分ぐらいに減らした」
過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。
2月24日(金)の放送では、トレンディエンジェル・斎藤司が登壇。世界中を大不況に陥れた“リーマン・ショック”を教材に、“リーマン・ショックから学ぶ投資でしくじらないための授業”を行った。
現在、日本では投資をする人が急増。しかしその一方で、いわゆる“コロナショック”の際に個人投資家の大半が資産を減らした、というデータも存在するとのこと。
実は、斎藤自身も『M-1グランプリ』で優勝後に投資をはじめ、平成ノブシコブシ・吉村崇らに教えてもらいながら株や暗号資産に手を出したところ、資産を半分ぐらいに減らしたこともあると激白する。
そこで今回、斎藤は投資を知る上で大切な教訓が詰まっているというリーマン・ショックの経緯をたどりながら、“投資でしくじる人の典型的な特徴”について講義した。
◆櫻坂46・武元唯衣、“お笑いライブ”に例えた解説に納得!
そもそもリーマン・ショックとは2008年、アメリカの大手投資銀行“リーマン・ブラザーズ”の破綻により、世界全体で138兆円ともいわれる大きな損失を出した世界的大不況のこと。
斎藤によると、その背景にあったのは、2000年代にアメリカ政府が景気対策の一環として打ち出した持ち家を推奨する政策と、それにより生み出された住宅バブルともいうべき状況。
このとき新たに誕生した低所得者向けの住宅ローン“サブプライムローン”に大きなお金儲けの匂いを感じとったリーマン・ブラザーズは、住宅ローン会社からローンを受け取る権利を買い取り、高い利息が戻ってくる“儲かる権利”を投資家たちに小分けにして販売。その手数料で大儲けしようとしていたと解説する。
彼らは一流企業などへの手堅い投資とサブプライムローン債権を抱き合わせ、“絶対にしくじらない超安全パック”ともいうべき“福袋形式”の商品として売り出した。
斎藤はこれを“売れっ子芸人たちの中に無名の芸人が混ざっているお笑いライブ”に例えて説明。解説を聞いた櫻坂46・武元唯衣は、「スゴイわかりやすい!」とうなずく。
◆投資でしくじる人の特徴に、ノブコブ吉村も共感!?
そんな“絶対にしくじらない超安全パック”は、投資商品を格付けする会社がAAA(トリプルエー)という最高評価をつけたことで爆発的に売れ、なかにはサブプライムローンが入っていることに気づかないまま、福袋形式の商品に乗っかる投資家もいたという。
斎藤はそこに“投資でしくじる人の特徴”が潜んでいると指摘。この分析には、吉村も大いに共感する。
その後の授業では、アメリカの住宅バブルが崩壊するまでの流れを振り返りながら、投資でしくじりがちな人の特徴をさらに紹介。世界経済を大混乱させたリーマン・ショックの顛末を語った。
※番組情報:『しくじり先生 俺みたいになるな!!』
【ABEMA】
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第4金曜 地上波放送終了後〜
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