テレ朝POST

次のエンタメを先回りするメディア
未来をここからプロジェクト
menu
斎藤ちはるアナ、“節目”を迎えるテレビ朝日アナウンサーたちに聞く「2023年」

斎藤ちはるアナ、“節目”を迎えるテレビ朝日アナウンサーたちに聞く「2023年」

本記事は、テレビ朝日アナウンサー公式サイト「アナウンサーズ」のコーナー「アナch.」に掲載されているコラムを当サイト用に編集したものとなります。

今回書いているのは、斎藤ちはるアナウンサー

斎藤アナが「アナch.」担当最後のコラムとして書いたテーマは、2023年に節目を迎えるアナウンサーたちの“これまで”と“これから”です。

こんにちは! 斎藤ちはるです。

2019年に入社した私。今年2023年は入社5年目になります。早い…。

そしてアナウンス部の中には、今年入社10年目・15年目・20年目となる先輩も!

入社してから今までを振り返りつつ、それぞれ節目となる2023年をどんな年にしていきたいのかお話聞いてみました!

◆草薙和輝アナウンサー

まずは入社10年目になる草薙和輝アナウンサー。

――10年間を振り返ってみてどうですか?

「もう自分が10年目を迎えることに驚きです! あっという間すぎて、冗談ではなく、つい半年前ぐらいに入社したような感覚です…。

この9年間はとにかく、たくさんの最前線の現場に行くことができたと思います。

ニュースが起きている場所。それは決して明るい取材ばかりではありませんでしたが、とにかくがむしゃらに駆け抜けてきたなぁ、と感じています。

数えきれないほどの現場取材の中から、楽しかった現場を挙げるとすれば、やはり、2度のオリンピックの取材でしょうか!

東京五輪と、昨年の北京五輪では、情報・報道番組や、競技の中継で現場の熱を伝える仕事が出来ました。

日本人選手が世界の大舞台で活躍する姿を目の当たりにできた日々は、この先のアナウンサー人生においても、かけがえのない財産になっていくと思います!」

――入社してから変わったことはありますか?

「入社した当初は、『自分が好きな分野の仕事をやってみたい』という考えが一番にありました。

しかし、現場での取材からスタートし、スタジオでの生放送、スポーツ中継など、様々なジャンルの仕事を経験していくうちに、『テレビを見ている人の生活を少しでも豊かにしたい』、今は、そうした思いが仕事へのモチベーションに変わってきました。

自分ができることは決して大きくはないかもしれませんが、一人でも多くの方に何かを届けられるよう、どんな工夫ができるかを日々考えながら、仕事に向き合っています!」

――入社10年目をどんな年にしたいですか?

「アナウンサーとして、ここまでの9年間は充実した日々を過ごしてきました。でも、もっともっと仕事のクオリティを高めていかないといけないと感じていますし、まだまだ自分の中に伸びしろはたくさんあると思っています!

年次の上では一つの節目を迎えますが、むしろ自分の中では、10年目になることを意識しすぎず、これまで以上にアグレッシブに、そして、楽しむ気持ちを忘れず、担当している番組やスポーツ中継に、全力で取り組んでいきたいです!」

毎朝一緒に『グッド!モーニング』や『ANNニュース』を担当している草薙さん。

スポーツ実況の準備やスポーツの現場、ロケ取材や生放送など本当に多忙な草薙さんですが、そんな素振りは全く見せない姿がプロフェッショナルだと感じています。

そんな草薙さんが今まで以上にアグレッシブに。なんて!私もモチベーションが上がります!

◆三上大樹アナウンサー

続いては入社15年目になる三上大樹アナウンサー。

――入社してからの15年間を振り返ってみてどうですか?

「『スポーツに関わる仕事をしたい、スポーツの魅力を伝えたい』その一心で、テレビの世界に飛び込み、気づけばもう15年…。無我夢中で、走り続けてきたなと感じます。

野球、バスケ、サッカー、フィギュアスケート、スピードスケート、カーリング、水泳、バドミントン、テニス、体操、フェンシング、マラソン、駅伝、プロレス…など実況を担当してきた競技の数々。

野球・プロレスなどの中継や取材で、日本全国各地へ赴き、主にフィギュアスケートを通して、世界の様々な都市にいったり、地球を1周したり。多くの瞬間に携わらせてもらったことは、貴重な財産です!」

――入社してから変わったことはありますか?

「近年、特に感じるのは元高校球児として、夢だった甲子園に携わる仕事のとき。

若手の頃は『このプレーのために、どれだけ練習してきたのだろう』『甲子園でホームラン打つってどんな気持ちだろう』と羨望と憧れの目で球児たちのプレーを見ていましたが、年齢を重ね、自身も家族を持つと『このピンチ、お母さん、今どんな気持ちで見守っているんだろう』『どんな教育したらこんな立派な息子に育てられるんだ』と親目線で見るようになっていました。

これも重なり、涙腺はどんどん緩くなるばかり…実況に支障が出ています(笑)」

――15年目はどんな年にしたいですか?

「自分の目標に向けてまだまだスピードを緩めず、全力疾走し続けながらまわりと歩幅を合わせて仲間や取材対象者、視聴者に、少しでも歩み寄れるアナウンサーになっていきたいです!」

いつ会っても温厚で優しくて面白い三上さん。人望が厚く、周りの先輩や後輩から本当に頼りにされているかっこいい先輩です。

親になって物事への見方が変わったんですね! このような機会がないと中々聞けなかった話。ありがとうございます!

◆堂真理子アナウンサー

そして入社20年目になる堂真理子アナウンサー。

――20年間を振り返ってみてどうですか?

「私自身、この4月で入社20年目になることが本当に驚きです!! まさか、人生の半分近くをテレビ朝日のアナウンサーとして過ごすことができるなんて、感慨深い気持ちでいっぱいです。

色々な仕事の経験をさせていただき、非常に濃くて充実した20年でしたが、あっという間でした。中でも一番心に残っている仕事は、入社1年目の4月から担当した『ミュージックステーション』でサブMCを務めさせていただいたことです。

当時未熟で何も分からない私が、司会のタモリさんや豪華なアーティストの皆さんと一緒にお仕事をさせていただいたことは、人生の大切な宝物として心に刻まれています。

アーティストの皆さんの楽曲を何度も何度も聴き、雑誌のインタビュー記事を読み返して、本番当日に臨んでいた日々が懐かしいです。毎週金曜日が楽しみでもあり、ドキドキの日でもありました。

他にも朝の情報番組やバラエティー番組、スポーツ番組など、様々なジャンルの仕事を経験させていただき、20代・30代はあっという間に過ぎていきました』

――入社してから変わったことはありますか?

「20年の月日が経ったので、外見はもちろん変わったと思いますが(笑)、とにかく目の前の仕事に全力で取り組もうという姿勢は変わっていないかなと思います。

そしてその気持ちは、出産を経て子育てとの両立で仕事をするようになってから、より強くなりました。

働ける時間が限られているからこそ、いただいた仕事をより丁寧に、大切に担当しようという想いが年々増しているように感じます」

――20年目をどんな年にしたいですか?

「今年は入社20年目の年でもありますし、長男が生まれてちょうど一回りの年でもあります。自分が母親になってから、もう12年も経ってしまいました!! 今年は私にとって特別な年なんです。

干支の“うさぎ”のように、躍動感があり前進出来る年にしたいなと思っています。

色々なジャンルの仕事を担当してみたいですし、自分の中の知識をもっと深める1年にしたいです。

プライベートでは、ランニングと料理を地道にコツコツと続けていく予定です♪

パワーアップ出来るように日々精進していきますので、これからもどうぞよろしくお願い致します!」

いつも優しく、温かく、柔らかく、美しい堂さん。

12歳のお子さんがいるとは思えません!(母といつも話しています。笑)

堂さんのような素敵な女性になりたいと、今回のお話を聞いて改めて思いました。目の前の仕事や自分の人生を丁寧に、そして全力で生きたいです。

先輩3人の貴重なお話を聞けて、また新しい考え方や価値観に触れられました! 熱いお話を聞かせてくれた3人に感謝の気持ちでいっぱいです。

さて最後に! 私は2023年に5年目になります。

今年の目標は『人間として分厚く。』です。

今まで以上に色んなことに興味を持って、様々なことに挑戦し、経験と知識を増やしていきたいのです。

生放送でニュースを伝えることはもちろん、バラエティー番組。ナレーションや司会業。スポーツのお仕事やロケ取材など今までやらせていただいた様々なお仕事に前回の自分を超えられるよう全力で努めます。

また趣味であるカメラやダンス・歌のお仕事などに加えファッション・メイクや映画関連、ゴルフに料理など今まで携わっていないお仕事にも挑戦してみたい。(言霊を信じて言葉にしてみました!)

自分に限界を作らず挑戦し続け、日々素直に受け止め吸収し、頂けるお仕事に感謝して、初心を忘れず謙虚に仕事に向き合っていきたいです。2023年も全力で頑張ります!

斎藤ちはる

はてブ
LINE
おすすめ記事RECOMMEND