タイ映画『プアン/友だちと呼ばせて』公開記念!主題歌を歌うタイの国民的歌手STAMPによるスペシャルライブ付トークイベントを開催
サンダンス映画祭で絶賛された『プアン/友だちと呼ばせて』が8月5日(金)より新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国順次公開される。
本作は、『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』のバズ・プーンピリヤ監督最新作。彼の才能に心底惚れた、『花様年華』『恋する惑星』のアジアの巨匠ウォン・カーウァイが自らプロデュースを熱望し、この企画が実現した。
7月19日(火)に都内の劇場で、本作のために書き下ろした主題歌『Nobody Knows』を歌うタイの国民的歌手STAMPによるスペシャルライブ付トークイベントが行われた。STAMPによる生ライブは3年ぶりとなり、ファン待望の一夜となった。
完成した作品についてSTAMPは「自分が歌っているからと言ってはなんですが、やはりラストシーンが素晴らしいです(笑)。主題歌『Nobody Knows』の入り方やタイミングが最高!」と大喜びしていた。
映画は、NYでバーを経営するボス(トー)のもとに、タイで暮らすウード(アイス)から数年ぶりに電話が入るところから始まる。病気で余命宣告を受けたウードは、最後の頼みとしてボスと一緒に元恋人たちを訪ねる旅に出る。忘れられなかった恋への心残りに決着をつけたウードを、ボスがオリジナルカクテルで祝うはずだったが、過去も未来もひっくり返す<ある大きな秘密>が明かされる…。
タイの若手バズ・プーンピリヤ監督と、彼とともに数年かけて丁寧に物語を練っていった巨匠ウォン・カーウァイが描く切なくも温かい物語。カーステレオから流れるボスとウードの思い出の曲、タイの景色、鮮やかな色のオリジナルカクテルなど、さまざまな要素が物語に深みを与え、切なさとともに最後まで一気に駆け上がる手腕は流石。
元恋人を演じる女優陣の中には、現在CSテレ朝チャンネルで放送中のタイドラマ『Devil Sister』で人気俳優ウィン・メータウィンと共演しているプローイ・ホーワンも含まれており、作品に彩りを添えている。
プロ―イ演じるアリスはやりたいことを貫く強い女性だが、ウードとの再会で心が揺れる。時間とともに経過した自身の気持ちや心の機微をプロ―イが丁寧に演じている。
STAMPが語るように、映画のラストで流れる主題歌『Nobody Knows』とともに人々の人生と想いが交差する情景が流れ出し、人生とは何かを考えさせられる美しい旅物語。
※映画情報:『プアン/友だちと呼ばせて』
8月5日(金)新宿武蔵野館、シネスイッチ銀座、渋谷シネクイントほか全国順次公開
※番組情報:タイドラマ『Devil Sister』
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