マラソン界の“錦鯉”物語!結婚・出産を経て61歳で世界一になった「超人ランナー」
7月11日(月)の『激レアさんを連れてきた。』は、小瀧望(ジャニーズWEST)とでか美ちゃんをゲストに迎え、「普通の学校の先生だったのに還暦を超え気付いたら地球上の60代女性で一番速く走れるようになった人」を紹介する。
紹介するユゲタさんは、現在64歳の学校の教師。2時間52分13秒という、60代女性のフルマラソン世界記録を保持している。
フルマラソンで3時間を切ることを“サブ3”と言うが、このタイムを出すことは並大抵ではない。60代女性においては、ユゲタさんが記録を達成する以前は成功者が0%。彼女は60代で初めてサブ3を達成した人物なのだ。
学校の先生で陸上部の顧問、休日は大会に出まくって100以上のフルマラソンに参加、61歳で世界一となった“マラソン界の錦鯉”であるユゲタさん。
マラソンに魅せられるきっかけとなったのは40年以上前、教師を目指していた大学3年生のころだった。
1979年に開催された世界初の女性限定マラソン大会である「第1回東京国際女子マラソン」を生で観戦し、選手たちのがんばりに感動。「マラソンで一番目指す!」と決意する。
その後、大学を卒業して教師となった彼女は、走りたい気持ちがすごすぎて全校生徒が下校後、誰もいない夜の校庭を120周も激走。校庭にある鉄棒で真夜中の筋トレを敢行する日々を送る。
満を辞して教員生活2年目に念願のフルマラソンに挑戦。タイムは3時間9分21秒と、初めてにしてはすごい記録を樹立する。
しかしその後、マラソンを走っても走っても、まったく記録は伸びず。落ち込んでいる時に、ユゲタさんの人生を左右するトレンディードラマのような展開が起こる。彼女の身にいったい何が起こったのか――!?
やがて、結婚・出産と、一時期はマラソンから離れていたユゲタさん。
しかし1984年、ユゲタさんが26歳の時に行われたロサンゼルスオリンピックで、初めて女子マラソンがオリンピックの正式種目に。そこで金メダルを獲得した同世代のアメリカ代表、ジョーン・ベノイト選手の雄姿に感激する。
再びユゲタさんのマラソン熱が燃え上がったのだが、なんとその後、本格的にマラソンに取り組みはじめたのは、26年後の52歳の時だった。
26年分の思いを爆発させたユゲタさんは、「もう好きなだけ走ろう」との思いを胸に、復職した学校へ走って出勤。顧問を務めた陸上部でも生徒よりも走り込み、ほぼ毎週なにかしらのマラソン大会に参加して、50代から体力が爆発的にアップする。
そして58歳の時に出場した「大阪国際女子マラソン」で人生初のサブ3を達成するのだった。
やがて、61歳の時に60歳代世界初のサブ3を達成。夢が叶い、名実ともにナンバーワンとなったユゲタさんに2022年4月、最高のサプライズが起こる。はたして――!?
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2022年7月11日(月)午後11:15~11:45、テレビ朝日系24局(※⼀部地域を除く)
※『激レアさんを連れてきた。』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中