広瀬すず、熱血授業!「とにかく声を張った」SPドラマ『津田梅子』超貴重ショット公開
広瀬すずが“新5000円札の顔”=津田梅子を演じるスペシャルドラマ『津田梅子~お札になった留学生~』。
3月5日(土)の放送まで2週間を切るなか、貴重な場面写真が到着した。
『津田梅子~お札になった留学生~』は、日本初の女子留学生としてアメリカに渡り、ガールズパワーで女子教育の道を切り拓いた津田梅子(幼名・梅)の青春を描く大型スペシャルドラマ。結婚や仕事について悩む等身大の姿にもスポットを当て、“誰も知らない津田梅子”を丁寧に綴っていく。
◆広瀬すず、思い入れあふれる教室シーン
今回解禁されたのは、広瀬演じる主人公・梅が華族女学校の教壇に立つ姿や、田中圭ふんする初代内閣総理大臣・伊藤博文の正装ショットなど。
授業シーンは、“女子にも自らの可能性に目覚め、行動できるようになる教育が必要”と信じる梅の情熱がひしひしと伝わる場面のひとつ。
広瀬自身も思い入れの高いシーンとして挙げており、「厳しさと情熱が入り混ざった梅をどう表現したらいいかとても悩み、とにかく声を張って演じました。これまでは授業を受ける側を演じることが多かったので、教師として教壇に立っているのも新鮮でした」と撮影を振り返っている。
◆田中圭演じる初代内閣総理大臣・伊藤博文と津田梅子の意外な関係
そしてキャスト解禁時「“総理の夫”が総理になった!」などとSNSで話題となった、伊藤博文役の田中圭。
今回、公開された正装姿は明治22年、日本初の憲法である“大日本帝国憲法”の発布式典当日のワンシーンだ。
じつは、新5000円札に描かれる津田梅子とかつて1000円札の肖像だった伊藤博文には交流があった。
最初の出会いは1871 年、梅子が日本初の女子留学生としてわずか6歳でアメリカに渡ったときのこと。同行する岩倉使節団の一員だった伊藤は梅たちが船酔いで苦しんでいるのを見て、貴重な日本食である“味噌漬け”を差し入れたと言われている。
また帰国後、理想の仕事に就くことができず苦しむ梅を妻子の家庭教師として雇い入れたのも伊藤。彼は女子教育の必要性を訴える梅の信念に共鳴し、折にふれて彼女を支え続けた存在だった。
田中はそんな伊藤を人間味たっぷりに演じており、正装シーンではキリッと厳かな表情を見せている。
このほか、梅の留学仲間で“鹿鳴館の華”とうたわれた山川捨松(池田エライザ)、“桃夭女塾(現在の実践女子大学)”を開いた教育者・下田歌子(平岩紙)らが一堂に会した豪華ショットも公開。
これは捨松が日本初のバザーの開催を伊藤に提案したところ。明治という変革期を舞台に描く本作では日本初の女子留学、日本初の憲法、日本初のバザーなどさまざまな“日本初”の場面が登場する。
※番組情報:『津田梅子~お札になった留学生~』
2022年3月5日(土)よる9時~、テレビ朝日系24局