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錦鯉、売れない時代の“居場所”に感謝。後輩芸人たちが「同じ土俵で受け入れてくれた」

アンタッチャブルとサンドウィッチマンがMCを務める『お笑い実力刃』。

2月2日(水)の放送では、新企画「タメ伝~タメにならない伝記~」に錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)が登場! 錦鯉をよく知るゆかりの芸人たちの証言をもとに、2人の芸人人生を振り返った。

番組では、売れない時代の錦鯉を救った“居場所”が明らかに。戦意喪失気味だった2人が奮起したきっかけとは?

◆解散を繰り返してきた2人がコンビ結成

50歳の長谷川雅紀と43歳の渡辺隆からなるコンビ・錦鯉。『M-1グランプリ2021』では史上最年長で栄冠を手にし、日本中に“おじさんパワー”を見せつけた。

そんな錦鯉は、いったいどんな芸人人生を送ってきたのか?

ボケの長谷川は23歳のときに高校の同級生とコンビを組み、札幌吉本に入所。同期のタカアンドトシらと切磋琢磨し、その7年後にはピン芸人としてリポーターの仕事もこなしていたが、30歳のときにさらなる飛躍を目指して上京する。

一方、渡辺は21歳でNSC東京校に入学し高校の同級生とコンビを結成。その4年後には、新たなコンビでボケを担当するも長続きはせず…。

これまでいくつもの解散を繰り返してきた2人。そんななか、2012年に渡辺が長谷川を誘い、錦鯉が誕生する。

渡辺から見た長谷川の第一印象は「事務所を掃除しに来てくれる業者の方」。しかし、しだいにそのおもしろさに魅了され、「一緒に漫才をやってみたい!」という思いからオファーしたそう。

このとき長谷川は40歳、渡辺は33歳。おじさん同士でコンビを組むというまさに“泥船”状態で2人の大航海がはじまるが、そこから約10年間“売れない”という荒波に揉まれることに…。

◆売れない時代の居場所になった“お笑い地下ライブ”

最初にぶち当たったのは、同期芸人のブレイクだった。

同期であるピースや平成ノブシコブシらがどんどん売れていき、はじめは「めちゃくちゃ悔しい」と嫉妬していた渡辺。ところが、いつしか後輩に追い抜かされることにすら慣れてしまい、ついには「何にも感じなくなった」という。

さらに、当時ははんにゃやフルーツポンチなどの若くてイケメンの芸人がブレイク。おじさんコンビの錦鯉は出る幕がないという状況に…。

そんななか、2人が口を揃えて「救われた!」という場所があった。

それは、お笑い地下ライブ。地下ライブで後輩たちと漫才に磨きをかけていくうちに、失いかけてた闘争心も再燃したとのこと。

「今の自分たちがあるのはライブに一緒に出ていた後輩たちが同じ土俵に我々を受け入れてくれたから」と、奮起するきっかけをつくってくれた後輩たちへの感謝の思いを明かした。

このほか、同じ事務所の先輩・ハリウッドザコシショウが2人の相性のよさを語る。渡辺を「猛獣使い」と絶賛するザコシショウだが、その理由とは?

そして、錦鯉ならではの“おバカっぷりが止まらない”漫才3本も披露。サンドウィッチマン・伊達みきおも「スゴイな!」と舌を巻いた珠玉ネタ、必見だ!

※『お笑い実力刃』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)

※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!

次回の『お笑い実力刃』は、さらば青春の光だけSP!

『キングオブコント』決勝6回進出&YouTubeチャンネルの総再生数1億回突破! ネタ、ロケ、トーク、なんでもできる才能コンビ・さらば青春の光を大特集!

ゆかりの芸人たちの証言VTRを交えながら、さらば青春の光の魅力を深掘り。あの天才アーティストからもコメントが!?

※番組情報:『お笑い実力刃』「さらば青春の光だけSP」
2022年2月9日(水)午後11:25~深夜0:25、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)