くりぃむしちゅー上田晋也の司会のもと、有田哲平が率いる「有田ナイン」が、ゲストキャプテン率いるチームと知識やひらめき、そして直観を駆使してクイズバトルを繰り広げる『ミラクル9』。

番組進行アシスタントとして2021年10月より1年間務めてきた渡辺瑠海アナウンサーが、10月6日（水）の3時間スペシャルをもって卒業することに。

渡辺アナからバトンを引き継ぐのは、学生時代から仲の良い後輩で、入社1年目の田原萌々アナウンサー。10月13日（水）放送の2時間スペシャルから登場する。

◆渡辺瑠海アナ、この1年でカンペの量は半分に！

卒業が決まった渡辺アナの口から最初に出た言葉は、「あっという間の1年でしたが、本当に充実した濃い1年」というもの。

約1年前の10月、7年半務めた久冨慶子アナウンサーの後任としてプレッシャーを感じるなか進行アシスタントに抜擢された渡辺アナは、バラエティ番組を担当するのも初めて。

初回収録時には「納得のいかない出来でした」と語るなど猛省する姿を見せていたが、卒業を迎える現在はその笑顔でスタジオの空気をやわらげ、落ち着いた進行で番組を支える頼もしい存在に。まさに、“濃い1年”だったようだ。

最後の収録を終えた際には、番組スタッフから「最初のころに比べて、出していたカンペの量を半分以下に減らすことができた」と言われ、「自分に少しは余裕ができていたんだなって気づかされましたね」と気づかないうちに大きく成長していた様子。

「最初はいろんなことで悩みましたが、この経験が他のいろんな番組でも生きてきましたし、『ミラクル9』を担当できて本当に良かったなと心から思っています」と感謝を語った。

◆嬉しさと不安を見せる田原萌々アナに先輩からエール！

渡辺アナから引き継ぎ、新・進行アシスタントに抜擢された田原アナは、「瑠海さんから『ミラクル9』を引き継げると伺ったとき、とても嬉しかったと同時に、『瑠海さんみたいにできるかな』と大きな不安も感じました」と気持ちを語る。

じつは学生時代から交流がある渡辺アナと田原アナは、アナウンス部でも仲良しの先輩・後輩という仲。田原アナは渡辺アナから事前にたくさんアドバイスをもらい、ときには2～3時間じっくり指導してもらったという。

渡辺アナの協力のもと準備した甲斐あってか、初回収録ではフレッシュにハキハキと進行を務め上げた。

しかし、田原アナ本人は自身の進行への反省点が多かったという。

そんな田原アナにとってくりぃむしちゅーの2人の存在が大きかったようで、「上田さんは私が1つのクイズコーナーが終わるごとに謝っていたら、『気にしなくてもいいよ』とか『ぜんぜん問題ない！』とおっしゃってくださって、その言葉に本当に救われました」と言い、さらに「有田さんはとにかくおもしろくて、収録全体を通して有田さんの“笑い”があったおかげで、自然と緊張をほぐしていただけた」と2人に助けられていたことを明かした。

◆渡辺瑠海（テレビ朝日アナウンサー） コメント（全文）

『ミラクル9』を担当させていただいて最初の3か月間くらいは、収録があるというだけでとても緊張していました。

失敗することが怖くなった時期もあったのですが、「間違えても大丈夫、あまり深く考え過ぎないようにしよう」って思うようにしたら、だんだん収録を楽しめるようになり、気づいたら顔を上げて臨めるようになりました。

スタッフさんから最後の収録終わりに、「最初のころに比べて、出していたカンペの量を（初回収録のころの）半分以下に減らすことができた」と言われてとても嬉しかったです。

「（渡辺には）これはもういらないな」と少しずつ減らしていってくださっていたみたいで、最後にそれを言っていただけて、自分に少しは余裕ができていたんだなって気づかされましたね。

私にとっては初めてのバラエティ番組で、初めてのクイズ番組ということで、最初はいろんなことで悩みましたが、この経験が他のいろんな番組でも生きてきましたし、『ミラクル9』を担当できて本当に良かったなと心から思っています。

あっという間の1年でしたが、本当に充実した濃い1年だったと思います。最初は拙い進行で視聴者の皆さまにお見苦しいところもお見せしてしまったと思いますが、私個人のインスタグラムなどでも、「今日見ます」や「晩酌しながら見ます」と言ってくださる方もいらっしゃって、温かく見守っていただけたことに心から感謝しています。

田原に引き継ぎ、さらに『ミラクル9』はパワーアップしていくと思いますので、これからもたくさん愛していただけたら嬉しいなと思っています。

◆田原萌々（テレビ朝日アナウンサー） コメント（全文）

瑠海さんから『ミラクル9』を引き継ぐと伺ったとき、とても嬉しかったと同時に、「瑠海さんみたいにできるかな」と大きな不安も感じました。

過去のオンエアを見返して、瑠海さんが発した言葉の一言一句をすべてメモして、「これってこうでいいんですよね!?」と質問していたら、「そこまでガチガチに『これを言わなきゃいけない！』って集中し過ぎなくていいよ」って瑠海さんに言っていただいて、それで少し緊張がほぐれたのを覚えています。

瑠海さんには他にもたくさんアドバイスをしていただいて、ときには2～3時間のお時間をいただいて指導してくださったこともありました。先輩のなかでも、とくに仲が良い瑠海さんだからこそ、ここまで聞けたというのが大きかったです！

初回収録を終えて今は少しホッとしていますが、収録中は「間違えたらどうしよう、迷惑かけたらどうしよう」ということでいっぱいでした。

ひたすらカンペを追って臨機応変な対応もできず、まだまだ学ばなければいけないことが山積みで、反省するばかりです。

それでも、上田さんはとてもお優しくて、私が1つのクイズコーナーが終わるごとに謝っていたら、「気にしなくてもいいよ」とか「ぜんぜん問題ない！」とおっしゃってくださって、その言葉に本当に救われました。

上田さんの存在があったからこそ、安心できたところが大きかったです。有田さんはとにかくおもしろくて、収録全体を通して有田さんの“笑い”があったおかげで、自然と緊張をほぐしていただけたところもあり、あらためてくりぃむしちゅーのお二人はさすがだなと感じました。

最初は拙い進行でヒヤヒヤさせてしまうかもしれませんが、見ている方には何よりもクイズを楽しんでいただきたいので、そのためにも、わかりやすくスムーズに進行ができるように私も頑張りたいと思います！

※番組情報：『くりぃむクイズ ミラクル9』秋の3時間スペシャル
2021年10月6日（水）午後7：00〜午後9：54、テレビ朝日系24局