チョコプラはなぜ、バズり動画を量産できる?「あとはご自由に…」視聴者に委ねている大事な“役割”
アンタッチャブルとサンドウィッチマンがMCを務め、芸人たちがその磨き上げたネタを披露する『お笑い実力刃』。
「今夜はこの芸人だけスペシャル」と題した8月4日(水)の放送では、チョコレートプラネット(長田庄平・松尾駿)を特集! 選りすぐりのコント披露に加え、SNSでバズる企画のヒミツなどの本音トークも飛び出し、その魅力にとことん迫る1時間となった。
番組では、チョコプラの“バズり動画”にはある法則が隠されていることが明らかに! またMC陣も衝撃を受けた『香水』パロディ動画の誕生秘話とは?
◆バズり動画の法則「ツッコミが存在しない」
2006年にコンビ結成したチョコレートプラネットは、2008年に『キングオブコント』決勝進出。その後、賞レースでは結果を残しながらも、なかなかブレイクできず…。
しかし、2020年に公開した瑛人の『香水』パロディ動画が一躍話題に! ほかにも再生回数100万回越えの動画を量産し続け、“流行をつくるバスり職人”として唯一無二の存在感を放っている。
最近では、東京オリンピックの開会式で披露された「ピクトグラム」のパロディ動画を公開。開会式から3日後に投稿するというスピード感も話題を呼び、再生回数はなんと230万回(2021年8月6日時点)にものぼっている。
そんなチョコプラのバズり動画には「ツッコミが存在しない」という法則が!
長田は「(SNSでは)コメントでツッコんでくれる人が多くて。みんなツッコみたいんだと思って、ボケだけ提供してあとはご自由に…」と説明。視聴者にツッコんでもらい、一緒にネタを完成させるのが“チョコプラスタイル”なのだと語る。
◆『香水』パロディ動画の意外な誕生秘話
また、ファンから寄せられた質問をぶつけるトークコーナー「実力ファンからの切れ味質問」では、「SNSやYouTubeでネタがバスるために意識していることは?」という質問が。
MC陣も「圧倒的」「すごいセンス!」と大絶賛するチョコプラのバズり動画は、一体どのように作られているのか?
YouTubeに投稿する動画はすべて長田が企画を考案しているというが、一方で「“バズる方程式”はない」とのこと。
というのも、飽き性な長田が直感的にいろいろ試していることがたまたま結果につながっているのだとか。
再生回数3600万回越え(2021年8月6日時点)を誇る『香水』のパロディ動画も、思わぬキッカケから生まれたようで…。
ある日長田がSNSでエゴサーチをしていたところ、「瑛人の『香水』MVが長田にしか見えない」というコメントを発見。それまで『香水』を知らなかったが、実際にMVを見てみると「たしかに似ている!」と納得し、ネタをひらめいた。
MVに登場する女性ダンサーの配役も「あ、女の人…IKKO(松尾のテッパンモノマネ)でいいや」と軽いノリで決め、なんとその翌日にパロディ動画の撮影を実施したのだそう。
長田は「しっかり構成を考えたりとかはしていない…」と、感覚的に作ったネタが結果的にバズったと告白。
チョコプラのバズり動画は、持ち前のひらめき力とセンス、そしてスピード感によって生み出されていることが明らかになった。
このほか放送ではチョコプラの代表的なネタ「TT兄弟」の誕生秘話、そしてコンビ結成にまつわるエピソードも! 「もともとお笑い芸人になろうと思っていなかった」と語る長田が松尾とコンビを組んだ経緯とは?
また長田のこだわりがつまった小道具を使ったコントも披露! 小道具の仕掛けにアンタッチャブル・山崎も「すごい!イリュージョンじゃん!」と驚いた渾身ネタ、注目だ!
※『お笑い実力刃』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
※過去回は、動画配信プラットフォーム「テラサ」で配信中!
次回の『お笑い実力刃』は、モノマネ実力刃芸人SP!
原口あきまさ、ホリ、ミラクルひかるの3名が、ここでしか見られない至極のモノマネネタを披露!
さらに、即興モノマネコントを披露する企画も…! お楽しみに!
※番組情報:『お笑い実力刃』
毎週水曜 午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(一部地域を除く)