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滝藤賢一、『警視庁ひきこもり係』キャップ就任!ワケあり5人が奇跡を起こす前代未聞の刑事ドラマ

これまで数知れない刑事ドラマが世に送りだされてきたが、この夏まったく新しい刑事ドラマが誕生する。8月5日(木)に放送される『警視庁ひきこもり係』は、その名の通り、なんとチーム全員がひきこもり、もしくは、ひきこもり予備軍なのだ!

事件の謎を地道に、ときには大胆な捜査で解決に導くのが刑事ドラマの醍醐味の一つだが、一体“ひきこもり”たちがどうやって…。

もちろん、そんなチームの面々はエリート刑事でも敏腕刑事でもあるわけなく、“ワケあり”の“はぐれ者”ばかり…。そのすべてが刑事ドラマの常識を超えた前代未聞のもの!

このかつてない刑事ドラマで主演を務めるのは、滝藤賢一。その確かな演技力でどんな役にもなりきり、変幻自在に見る者を魅了してきた滝藤が、この作品ではどんな一面を魅せてくれるのか。

◆警察署に住み込み私物化、捜査は完全リモート!

滝藤が演じるのは、いつの頃からか警察署内の一室に住み込み、部屋から一歩も出ずひきこもったままの引谷太郎。

警察署内でも噂になるが、その素性は誰も知らず…。そんな引谷が、働き方改革が進められるなかで万年人手不足の問題を抱える警察の各部署のサポートのために作られた部署、生活安全課総務2係、通称「ひきこもり係」のキャップに就任!

なんでも請け負う部署なので、もちろん事件の捜査も行うが、引谷はひきこもり。一体どうやってと疑問も浮かぶが、今は21世紀、文明の利器が大活躍することに。

なんと、携帯のテレビ電話を活用して、完全リモート捜査で事件の真相に迫っていく!

この斬新な捜査方法である難事件に迫っていくことになるのだが、滝藤も「よくこんな話を考えたなと思いました。とてもうまくできているんですよ。刑事ものなのに“ひきこもり”ですからね」と感心するほどの驚きの展開が待ち受ける。

◆挫折に孤立、ワケありの“はぐれ者”たちが集結

「ひきこもり係」は引谷だけでなく、チーム全員がひきこもり、もしくはその予備軍という部署。

そのメンバーは、山本舞香演じる元ハッカーで今は基本漫画喫茶にこもっている百田桜、戸塚純貴演じる元陸上の代表選手で怪我によって挫折した草壁栄次、富田靖子演じる元科捜研で介護をきっかけに社会から孤立してしまった家藤時子。

それぞれに問題を抱え、桜と時子はひきこもり、そして草壁はひきこもり予備軍という、“ワケあり”ばかりが勢揃いしている。

そんなメンバーを招集したのが、高田純次演じる、現役時代は数々の難事件を解決した元ベテラン刑事の花房等。3年前に定年退職していたが、警視監から直々に依頼されこのメンバーに声をかけたのだ。

花房は引谷をはじめ、この「ひきこもり係」の一人ひとりを誰よりも理解しているようで…。

そして、この“ワケあり”で“はぐれ者”の5人が、事件を通してまさかの奇跡を起こしていくことに!

◆滝藤賢一を筆頭に現場もチームワーク抜群!

さまざまなバックグラウンドを抱えた個性豊かなキャラクターが勢揃いした「ひきこもり係」。まとまるなんて不可能と思いきや、それぞれの隠れた能力が捜査に生かされ、やがて意外なチームワークを見せていくことになる。

そして、そのチームワークは撮影現場でも存分に発揮されていたそう。

「ひきこもり係」メンバーでのかけ合いのシーンで、「現場ではアドリブもあり、滝藤さんが良いアイデアを出してくださるので、とても楽しかったですし、いい経験になりました」と山本。

戸塚も「滝藤さんが提示してくださったことを話し合ったり、のっかって演じたり…、皆でお芝居を作る、一つの劇団のような感じでした」と語るなど、座長・滝藤を筆頭に現場の一体感が伝わってくる。

さらに、富田は「皆が伸び伸びと個性を発揮している作品」、高田は「共演者にはじめての方が多くて、そういうときって楽しいよね。刺激を受けます」と語り、ベテラン勢からも充実した現場の様子が語られていた。

チームワーク抜群の5人が作り上げた、まったく新しい刑事ドラマに注目だ!

◆滝藤賢一 コメント

よくこんな話を考えたなと思いました。とてもうまくできているんですよ。刑事ものなのに「ひきこもり」ですからね。そんなことあります?

もしシリーズ化したとしても外には出られないってことですから(笑)。逆に挑戦したくてメラメラ燃えています!

私が演じる引谷は出られない事情があっての「ひきこもり」なので、この状況を楽しんでいます。引谷の引きこもっている警察署内の部屋は植物など引谷の趣味に囲まれていて、とてもポップな上、衣装も洒落ております。

植物とファッションが大好物な私は、スケジュールがタイトなのも忘れて、毎日ウキウキしながら撮影に行っていました。

このドラマの見どころは「ひきこもり係」の5人のチームワーク、そしてゲストの方々の圧倒的な存在感だと思います。戸塚くんが演じる草壁や舞香ちゃんが演じる桜がたくましく成長していく姿にはグッときます!

富田さんが演じる時子さんはとてもキュートですし、高田さんが演じる花房さんは言わずもがなサイコーです!

老若男女多くの方に楽しんでいただける作品になっておりますので、是非、観ていただけたら嬉しいです!

◆山本舞香 コメント

最初に『警視庁ひきこもり係』って聞いた時、もうタイトルがおもしろいなって思いました。

私が演じる桜は元ハッカーと聞いていて、「これはセリフの量多いんだろうな…」って不安を感じたり、刑事ドラマということでもとても緊張していたりしたんですけど、現場がとても明るくて、楽しい雰囲気だったので安心しました。

また、こういう経験をさせていただくのはとても貴重なことですし、自分の経験値としてもやらせていただけたことが、とてもありがたいと思いました。

現場ではアドリブもあり、滝藤さんがいいアイデアを出してくださるので、とても楽しかったですし、いい経験になりました。

私にとっては新しい役柄の挑戦でしたし、「ひきこもり係」の掛け合いにも注目していただきたいなと思います。

笑えるだけでもなく、真剣なだけでもなく、しっかりと家族愛なども描かれていて、泣けて笑えて楽しい作品になっていると思うので、ぜひ見ていただきたいなと思います。

◆戸塚純貴 コメント

僕が演じる草壁は引谷さんに振り回されながら、テレビ電話で捜査をするシーンがたくさんあるんですけど、テレビ電話越しでお芝居をするというのがあまりない経験で大変でしたが、すごく新鮮でしたね。どういう風に映っているのか、完成を見るのが楽しみです。

撮影期間全体を通して、最後の3日間くらいでやっと全員が集結したのですが、それまでずっと僕はひとりで動いていたので、皆さんにお会いできたときは、ちょっと感動しましたね。寂しかったので(笑)。

全員でのシーンでは、滝藤さんが現場でいろんなことを提示してくださるので、それについて話したり、のっかって演じたり…、皆でお芝居を作る、一つの劇団のような感じでした。

すごくありがたかったですし、これが「ひきこもり係」なんだなって感じることができました。その現場での楽しい雰囲気だったり、みんなで作り上げていく感じが、本編通して視聴者の皆さんに伝わればいいなと思いますし、きっと伝わると思っています!

◆富田靖子 コメント

最初に台本を拝見したとき、とても新しい切り口でしたし、「こういう風に捜査するんだ、ひきこもり係は!」って驚きながら、本当に楽しく読んだっていうのが、正直なところです。

私が演じる時子さんは、介護をしながらひきこもりになってしまったのですが、まずちゃんと、なぜ時子さんが引きこもりになったのかっていう理由を自分のなかで明確に理解しながら演じることを心がけました。

ただ、だからと言ってそれで、「私はひとりぼっち」という暗いお芝居をするのではなく、それもありつつ、毎日ちゃんとそれなりに、自分の母親の介護をしながら丁寧に日々生きる女性にしたいという思いはありました。

現場では、滝藤さんがカッコイイお父さんのようで、そして実は舞香ちゃんが一番しっかりしていてお母さんのようで!

引谷お父さんと桜お母さんのなかで、私はぬくぬくしていた感じです(笑)。皆が伸び伸びと個性を発揮している作品だと思うので、楽しみにしていただければ嬉しいです。

◆高田純次 コメント

「ひきこもり係」ってあまり聞かない新しいフレーズだから、ちょっと興味をそそられるよね、新鮮な感じもするし。

この作品はね、最初に台本を読んだとき、ガツンと印象に残るような気がしたのよ。それをどういう風にやっていこうかなって思いましたね。

第1作目をビシっと決めておかなきゃいけないじゃない?

この作品に入るからには、とりあえず体作らなきゃいけないと思ってね、早朝から10キロマラソン、その後ちょっとピアノ弾いて、それからストレッチをやろうと思って…たんだけど、できないで終わったね(笑)。

あと共演者にはじめての方が多くて、そういうときって楽しいよね。刺激を受けます。我々の年になるとなかなか刺激がないから。撮影現場が遠くて、それも刺激と言えば刺激だったよね。

※番組情報:ドラマスペシャル『警視庁ひきこもり係
2021年8月5日(木)よる8:00〜9:48放送、テレビ朝日系24局