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テロリスト更生に命をかける29歳。新しい国際条約の締結目指し、防弾チョッキをまとって活動

サンドウィッチマンの司会のもと、世界の未来を変えるかもしれない「20代のミライクリエイター」たちが集結。すでに世界で活躍している各界のトップランナーたちの前で超大胆かつ独自の「ミライプラン」をプレゼンし、計画実現へ向けたディスカッションを展開するスペシャル番組『発進!ミライクリエイター』

未来を見つめ、ともに考え、一歩踏み出せるよう応援する『未来をここからプロジェクト』の一環として2021年1月に放送されたこの番組の第2弾が、7月17日(土)に早くも放送される。

「第1弾の放送後、『若い人たちを応援する、すごくいい番組をやってたね』と、何人かに言われました。うちのカミさんも『すごくいいね、この番組』って」と、周囲の反響を明かしてくれたサンドウィッチマン・伊達みきお。前回出演してくれたミライクリエイターたちの身にも大きな変化が!

温暖化を止めて、2045年には自ら火星に行くと語った化学者・発明家の村木風海さん(20歳/CRRA炭素回収技術研究機構 機構長)には、共同研究や業務提携、スポンサーの依頼が殺到。

2023年までに新しい小学校を設立しようとしている仁禮彩香さん(24歳/株式会社TimeLeap代表取締役)も、有名企業の会長から授業テストを提案されたり、福岡県久山町の町長から「小学校作りに協力したい」と声がかかるなど、彼らの「ミライプラン」は大きな一歩を踏み出している。

◆各界のトップランナーがミライクリエイターを鼓舞

ミライクリエイターたちと熱く語り合い、彼らの「ミライプラン」の実現可能率をジャッジする各界のトップランナーは、今回も圧巻の顔ぶれ。

1人目は、東洋人ではじめてニューヨーク・ブロードウェイの舞台を手がけた演出家で、前回も出演してくれた宮本亞門。

また今回、新たに消費者庁エシカルライフスタイルSDGsアンバサダーとしても活動しているトップモデル・冨永愛、アジア人でははじめて単独無寄港・無補給の世界一周ヨットレース『ヴァンデ・グローブ』を完走したプロセーラー・白石康次郎も登場し、経験豊富かつ多角的な視点からミライクリエイターたちを鼓舞する。

この錚々たる3人の前で堂々たるプレゼンをしてくれるのは、2人のミライクリエイター。今回は、法律までも変える気概で新しい未来を作ろうとする20代の男女が登場する。

◆ミライクリエイターの話にサンドウィッチマンも大興奮

1人目は、地球でもっとも危険な場所のひとつ、紛争が続くソマリアでテロリストを更生させる活動に勤しみ、世界からも注目されている永井陽右さん(29歳/NPO法人「アクセプト・インターナショナル」代表理事)。

テロと紛争のない世界を目指す彼のミライプランは、「2030年までに新しい国際条約を作る」という至難かつ壮大なものだ。

しかも、その実現に向けて日々まい進する永井さんの日常は壮絶そのもの。なんと、テロ組織から殺害予告も受けるなか、防弾チョッキを身にまとい、まさに命懸けで活動。決死の覚悟で根気よくテロリストたちと向き合っている。

この現実を知ったサンドウィッチマンやトップランナーたちは思わず絶句。伊達も心の底から絞り出すように「死なないでよ…」と言葉をかけたほどだ。

死をも恐れず、世界を変えるために突き進む永井さん。そんな若者の強い決意に触れ、スタジオの大人たちが感じたこととは?

一方もうひとり、大塚桃奈さん(24歳)は、「日本の洋服ゴミをゼロ・ウェイストにする」というミライプランに向けて活動中。

じつは、奨学金を受けてロンドンにファッション留学するほどのエリート学生だった大塚さんだが、1本の映画で人生が激変。現在は地元の神奈川を離れ、ゴミゼロを目指す徳島の施設「上勝町ゼロ・ウェイストセンター」のCEOとなり、サステナブルな活動に取り組んでいる。

そんな彼女が明かす、知られざる日本の現状&海外の精力的な取り組みにサンドウィッチマンも仰天! しかも大塚さん、日本人の意識と現状を抜本的に改革するために新たな法律を作る必要があると考えているようだ。

ファッション業界のトップを走る冨永は、大塚さんのミライプランの詳細を聞いた上で、実現の可能性を何%と見込むのか?

よりよい世界を目指し、新しい未来について力強く語るミライクリエイターたち。

収録を終えたサンドウィッチマンも「すごくいい番組!ぜひ大人に正座して見てほしいです。若い人たちは本当に世界を変えるぞ!」(伊達)、「この番組を見て、現状を知っているかどうかで、今後の人生が変わる!」(富澤たけし)と、興奮覚めやらぬ状態に。

新たな気づきと大きな第一歩を踏み出す貴重な機会を与えてくれる、若きミライクリエイターの言葉をお届けする。

◆サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし) コメント

――2021年1月16日に第1弾が放送された後、周囲で何か反応はありましたか?

伊達「『若い人たちを応援する、すごくいい番組をやってたね』と、何人かに言われました。うちのカミさんも『すごくいいね、この番組』って。僕はいつも、カミさんがどう見るかを重要視しているんですけど(笑)、すごく喜んでくれたので、よかったなって思いました」

富澤「僕は前回の収録後、常に自分の中で『前回紹介したミライクリエイターたちのプランは、どうなったかなぁ?』と考えてたんですよ」

伊達「気になるよね。だから、僕らのラジオでもこの番組の話をしたんですよ。『村木(風海)くんは本当に宇宙に行くのかな?』って」

富澤「今回の第2弾では村木くんたちのその後も紹介しますけど、『ウソでしょ!?』っていうハプニング連続の実験模様が明らかになって…。でも彼、第三者の僕らから見たら心配になるくらい、凹んでないんですよ(笑)。だからこそきっと、いつか思い描くプランを実現してくれるんでしょうけど!」

――今回のミライクリエイターたちはいかがでしたか?

伊達「本人にも言ったんですけど、ソマリアでテロリストの更生活動をする永井(陽右)さんに関しては…“目の前で人が死ぬのが当たり前の過酷な状況”で奮闘する姿を見て、心配になりました」

富澤「しかも、彼自身も死を覚悟している。だからこそ、『この子の命と引き換えに、法ができるような事態にだけはならないでほしい…』と。絶対に生き続けて『ミライプラン』を実現してほしい、と思いました」

伊達「ただ、やっぱり彼のこころざしは尊敬に値する! 普通はアクションを起こすにしても、せいぜい募金をするくらいで、あとは誰かに任せちゃうじゃないですか。でも彼は全部、自分で実行している。僕らも含め大半の人が『怖いな…』と一歩引きがちなことを実行する力は、スゴいなって思いました」

富澤「もう一人のミライクリエイター、ゴミのない世界を目指す大塚(桃奈)さんもスゴかったですね。僕はファッションに疎いので、洋服ゴミのことも世界の対応策も全然知らないことばかりで…。

僕自身も、服に関しては『まだ着られるのに捨てるのはもったいないなぁ』っていう思いがずっとあって、人にあげたりしてるんですけど、大塚さんが教えてくれたパリの対策のように、街中に洋服リサイクルの回収ボックスがあれば、普通に入れるだろうし、日本でもやってほしいなって思いました」

伊達「僕も恥ずかしながら、あんなに洋服が捨てられてることも、それに対する海外の対策についても、何も知らなかったんですよ。進んでいるように見える日本でも、いろいろ遅れてることがあるんですね、ヘタしたら10年くらい。富澤、覚えてる? 環境負荷を考慮したファッションを、何て呼ぶか」

富澤「サブリミナル」

伊達「サディスティックだよ!」

富澤「どっちでもねぇよ(笑)!」

伊達「新しい横文字はすぐ忘れてしまうんでね…(苦笑)。取り組みを浸透させるためにもぜひ、我々のような人間にも分かりやすく、できれば日本語で表現してほしいですね」

――第1弾、第2弾で登場したミライクリエイターに共通する要素はありましたか?

伊達「力強さですね。ひとりでスタジオに出てきてプレゼンするなんて、普通はできないですよ! しかも、世界で活躍する人たちが目の前にいるのに…。でも、伝えたいことや主張したいことがある彼らは強制されずとも、次から次へと力強く語ってくれるんです」

富澤「2007年の『M-1』チャンピオンも目の前にいるのにね」

伊達「誰も覚えてねぇよ、そんなの!」

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

伊達「この番組はすごくいい番組! 『今の若い人は…』みたいに言うオジサンとかいますけど、明らかにあなたたちの若い頃よりも勉強してるし、モノも知ってるし、世の中を動かそうとしてる! ぜひ大人に正座して見てほしいです。若い人たちは本当に世界を変えるぞ!」

富澤「僕らの世代が今まで知らずにやってきた“環境に悪いこと”を、下の世代の子たちが一生懸命になって何とかしようとしてる姿を知ることで、申し訳ない気持ちもちょっと生まれる。大人の皆さん、ぜひ申し訳ないなって気持ちで見てください。この番組を見て、現状を知っているかどうかで、今後の人生が変わる! 知ることで、これまでにない楽しみも増えますしね」

※番組情報:『発進!ミライクリエイター
2021年7月17日(土)よる9:55~よる10:55、テレビ朝日系24局

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