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『ドクターX』10月より待望の新シリーズ!米倉涼子、10年目の誓い「絶対に前作を超えるものを」

群れを嫌い、権威を嫌い、束縛を嫌い、専門医のライセンスと叩き上げのスキルだけを武器に突き進むフリーランスの外科医・大門未知子。

「いたしません」「私、失敗しないので」という名セリフでおなじみの米倉涼子演じる“異色・孤高・反骨の天才外科医”が、この秋2年ぶりに復活する。

『ドクターX~外科医・大門未知子~』も2021年ついにシリーズ誕生から通算10年目に突入!

「この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…!私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです」としみじみ振り返る米倉が、未知子とふたたび一体化。

「絶対に前作を超えるものを作りたい!」という熱意のもと、新シリーズに全力で臨んでいく。

◆100年に1度のパンデミック!未知子の新たな戦い

第7シリーズの舞台は、100年に1度のパンデミックによって世界中で医療崩壊が起こるなか、新局面を迎えた日本最高峰の大学病院「東帝大学病院」。

「東帝大」は今や感染治療と内科を最優先し、不要不急の外科手術は延期する方針を採用。かつて花形だった外科は別棟の分院へ追いやられ、メスを使わない「ケミカルサージェリー」を推進する内科が台頭の兆しを見せていた。

そんな感染危機と新たな権力が渦巻く「東帝大」に舞い戻った未知子は、まるで戦場のように疲弊しきった医療現場でも怯むことなく、確実に目の前の命を救うべくまい進するが…。

はたして未知子はこの2年、どこで何をしていたのか? そして、彼女の前に立ちはだかる“新たな敵”とは一体…。

どんなに困難で苦しい状況のなかでも、決して止まることなく自由に、自分の行くべき道を突き進んでいく未知子。

彼女のたくましくも美しい“信念に満ちた生き様”が、現在の社会状況のなかで迷い行き詰まっている世の人々に爽快感とパワーをお届けする。

◆「みんなが“ぜひもう一度やりたい”と願った」

もちろん最新シリーズにも、未知子が所属する「神原名医紹介所」の仲間を演じる内田有紀(城之内博美・役)や岸部一徳(神原晶・役)をはじめ、縦社会の医局で“御意軍団”を形成する外科医を演じる遠藤憲一(海老名敬・役)や勝村政信(加地秀樹・役)、鈴木浩介(原守・役)、さらに前作ラストで「東帝大」院長の座を奪われた蛭間重勝を演じる西田敏行ら、唯一無二の個性と実力を誇る常連メンバーが再結集する。

「コロナ禍でおうち時間が増え、『ドクターX』を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、“おもしろかったです”と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。そんななか、私たち『ドクターX』ファミリーのみんなが“ぜひもう一度やりたい”と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいなと思います」と米倉。

『ドクターX』ファミリーがさらに結束力を高めて、第7シリーズをお届けする。

◆米倉涼子 コメント(全文)

――2012年に誕生した『ドクターX』も10年目。米倉さんはこの年月をどう感じていますか?

『ドクターX』がはじまると最初に聞いたのは、はじめてブロードウェイでミュージカル『CHICAGO』に出演するため、ニューヨークに滞在していたときだったんです。

そのタイミングを含めて考えると、この10年は自分自身の歴史をものすごく振り返られる時間。まさか大門未知子という1人の女性の歴史が10年続くなんて…! 私の人生設計になかったことなので、ありがたい限りです。

それこそ最初は、大門未知子がどういう存在なのか、私にも全然わからなかったんです。でも「未知子はスッキリしてるよね。失敗しないよね」というイメージを、みんなで築き上げていき、この10年で視聴者の皆さんのなかにも浸透していって…。そう考えると、この10年は未知子を演じる上での“起承転結”でもあったんだと思います。

今回も未知子をしっかり演じきるために、今は最新シーズンに向けてエネルギーを蓄えているところです。楽しみにしていてください!

――この10年、米倉さん自身が『ドクターX』から受けた影響は?

お医者さんと会える連載がはじまるなど仕事の幅も広がりましたし、街なかでも米倉涼子ではなく「大門未知子」と呼ばれるようになって…。影響はすごく大きいですね!

なかでも大きい収穫は、『ドクターX』ファミリーのみんなと一緒にいることで得られた“仲間意識”。もちろん私だけでなく、みんなも「絶対に前作を超えるものを作りたい!」と思っているはずなので、楽しいだけじゃなくプレッシャーもあります。

でも、みんなで力を合わせて超えていきたいなって、今回も思っています。

――2020年はスピンオフである『ドクターY』にご出演されましたが、『ドクターX』は2年ぶり。最新シリーズに臨むにあたって、何か心境の変化などありますか?

じつは『ドクターY』のとき、撮影があまりに楽しすぎて、未知子がちょっとハイパーになりすぎちゃったなって、反省したんです(笑)。

よくよく考えたら、『ドクターX』第1シリーズの未知子って、もっと無口で、今より落ち着きがあったんですよね。セリフも昔は少なくて、基本的に口を開けば「私、失敗しないので」と「いたしません」。それがインパクトにつながって、大門未知子のイメージが定着したと思うんです。

だから、今回の最新シリーズでは原点に戻って、少し落ち着きを取り戻したいなと。この10年の経験を経て、もっと自信を持って、大人になって帰ってきた未知子でありたいなと思っています。

――独立されて1年が経ちました。ちょうど落ち着いてきた頃だとは思いますが、現在の“仕事に対するスタンス”はどんな感じですか?

自分でやらなければいけないことが、すっごく(!)増えたので、疲れてはいますけど(笑)、“自分が挑戦したいこと”をやるというスタンスは変わらず…。意外と皆さんが思うほど、私自身は変わっていないんですよ(笑)。

ただ、以前は周りの皆さんが作り上げてくださった棚の上に乗るだけだったのが、今はそれこそショーのライティングや楽曲選びなど、打ち合わせの段階から参加させていただくようになったんです。頭は毎日休まらないですけど(笑)、ゼロから作り上げる楽しさを覚えました!

――そんな頭がフル稼働のなかで、『ドクターX』の第7シリーズがはじまります。

セリフ、覚えられるかな(笑)? オペのシーンも視力が最近落ちたので、手元がちゃんと見えるか心配(笑)!

でも、コロナ禍でおうち時間が増え、『ドクターX』を動画配信などで見返してくださった方もたくさんいらっしゃったようで、「おもしろかったです」と言ってもらえて、すごくうれしかったんです。

今回は見てくださっている方々同様、私たち『ドクターX』ファミリーのみんなが「ぜひもう一度やりたい」と願い、実現した最新シリーズ。そのパワーが皆さんに届いたらいいなと思います。

※番組情報:『ドクターX~外科医・大門未知子~』
2021年10月スタート!【毎週木曜】午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局