ミルクボーイ、不仲で「会話ゼロ」状態も！週6バーベキュー＆競馬三昧で関係悪化した過去

2021.05.13

過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティー『しくじり先生　俺みたいになるな!!』。

5月10日（月）の放送には、『M-1グランプリ2019』の覇者・ミルクボーイ（駒場孝、内海崇）が初登壇。

「やりたい仕事に進んだ人が途中でサボってしくじらないための授業」を行い、なんと過去5年間にわたって漫才をサボって迷走していたしくじりを激白した。

◆漫才をサボっていた暗黒期を激白

2019年、『M-1グランプリ』で史上最高点を獲得して優勝したミルクボーイ。

M-1王者になってからというもの、番組タイトルやMCの名前で漫才を作ってほしいというオファーが殺到し、昨年だけで130本のネタを作ったとか。

しかし、2011～2015年の5年間、2人は漫才をサボっており、その間に作った新ネタはわずか3本だったと明かす。

そもそも2人が出会ったのは、大阪芸術大学の落語研究会。1年生のとき、2人で組んで初めて人前でライブに出たところ、先輩の誰よりも爆笑をさらい、その成功体験が人生を変えることに。

初舞台でウケたことに気をよくした2人は、2004年にコンビ結成。

2007年、大学4年のときにオーディションに合格して吉本興業入りをはたし、2010年の『M-1グランプリ』で準々決勝進出、2011年には『ABCお笑いグランプリ』決勝進出など、デビュー直後から快進撃を続けていた。

ところが、順調なスタートを切った2人のモチベーションを急落させる出来事が発生。それは『M-1グランプリ』が2010年でいったん終了してしまったことだ。

目標を見失った2人が楽屋で聞いたのは、「これからは芸人も資格を取る時代やで!!」というウワサ話。

さっそくそれぞれが資格取得に励むこととなり、けん玉検定に挑んでいた内海は漫才ライブなのにけん玉記録に挑戦するなど、このころから迷走をはじめていたこという。

◆先輩づきあいで週6バーベキュー

続いて2013年ごろに2人の耳に聞こえてきたのは、「いちばん大事なのは先輩づきあいや。社長との人脈やで!!」というウワサ。

それを聞いた駒場は、先輩たちにつきあいまくり、淡路島で週6バーベキュー状態に。

そんな駒場の当時の状況を、内海は「どう考えてもスケジュールがおかしかった。週6淡路島に行って、夜も先輩づきあい。でも“ネタ合わせしよう”と言ったら来るんですよ。ちゃんとバイトもしていたし…。ぜんぶに対して全力でいくんですよ。だから“いつ寝てるん？”ってなって…。同期の中で駒場は“スーパーマン”ってよばれていたんです」と振り返った。

当の駒場は「先輩とつながっておいて、番組によばれたときに結果を残せば売れるんじゃないか」、「これ（先輩づきあい）をやってれば、いつか世に出られて漫才ができると思っていたんです」と、かつての心境を述懐した。