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「迫力が違う」と江口洋介も絶賛!松本清張史上最強の悪女演じる武井咲の野望

テレビ朝日系にて新たにドラマ化される松本清張・不朽の名作『黒革の手帖』が、7月20日(木)よる9時よりスタートする。

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それに先駆け7月10日(月)に制作発表会見が行われ、主人公・原口元子役を務める武井咲をはじめ、江口洋介、仲里依紗、滝藤賢一、和田正人、内藤理沙、高嶋政伸、真矢ミキ、奥田瑛二、伊東四朗ら豪華キャストたちが登壇した。

 

◆元子は武井咲の“女優魂”とシンクロ

“清張史上最強”の悪女と言われる原口元子を史上最年少で演じる武井咲は、艶やかな着物姿で登場。

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今回の作品について「名作で歴史ある作品なので、正直本当に大きなプレッシャーを抱えている」と話しつつも、役柄に関しては「毎日楽しいです。こんなに気持ちのいい役は初めてで、今まで目上の方に言ったことのないような言葉を、お芝居なので思いっきり言わせていただいています」と充実感を表した。

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また、元子と出会いその運命が狂っていく衆議院議員秘書・安島富夫役の江口洋介は、5年ぶりの共演となる武井について、「最初から芯が強い女性のイメージだったが、今回の着物姿は迫力が違う。その佇まいは武井さんの女優としての魂とシンクロしているような、『この役でイメージを覆すぞ』という野望さえ感じる」と称賛した。

久しぶりの共演でどのような掛け合いを見せてくれるのか、注目だ。

 

◆一番“私利私欲”にまみれているのは…?

この日の会見では、劇中、主人公・元子が勤務先の銀行で「1億8000万円を横領」することからストーリーが展開していくということで、「実際に1億8000万円が急に手に入ったら何に使う?」という質問がキャストたちに投げかけられ、それぞれ個性的な回答を繰り広げた。

まず武井は突然の質問に戸惑いながらも、「元子ではなく“私が”ということなら、両親に家を買いたい」と劇中の“悪女”とはかけ離れた優しさ溢れる回答を発表する。自分のためには「ケチなので使えない」のだという。

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そんな武井の回答を受けて「ハッとした」のは、元子のライバル・山田波子役の仲里依紗。「自分の家を買う」とまず自分のことを考えたという仲は、武井の回答を聞いて「さすが、やっぱり(クラブの)ママは違うな」と感心の様子。

しかし、さらに上をいく人物が…! 銀座一の“情報通”牧野役の和田正人は「自分だけの別宅を買う。誰にも邪魔されずにゆっくりできる自分だけの空間がほしい」と誰よりも“私利私欲”にまみれた回答を披露。武井と仲の回答を聞いて少し反省したようだった。

一方で、江口洋介は「増やす方法を考える」、高嶋政伸は「貯金、貯金、貯金!」、伊東四朗は「税を納める」などベテラン勢からは“現実的すぎる”回答が相次ぎ、会場は笑いに包まれた。

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作品に入る前に実際に銀座のクラブを訪れ、本物の“銀座のママ”に話を聞いたという武井。そこで学んだことがどのように元子へ反映されているのか?

全員“悪人”という本作で豪華キャストたちが見せる迫力の演技。期待は高まるばかりだ!

※番組情報『黒革の手帖
2017年7月20日(木)スタート!【毎週木曜】午後9:00~9:54、テレビ朝日系24局ネット