所ジョージ、IKKOに『ポツンと一軒家』の取材打診「“ドカンと一軒家”になっちゃいそうだけど(笑)」
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
4月18日(日)の同番組は、 ゲストにIKKOと日向坂46・佐々木久美を迎えて放送される。
所ジョージから「IKKOさんに取材に行ってほしいですよね。“ポツン”じゃなくて“ドカンと一軒家”になっちゃいそうだけど(笑)」と水を向けられたIKKO。
「どんだけ~!」とツッコミつつ「ポツンと一軒家ってあこがれなんです。元々は田舎で育ったのもありますし、できることなら誰も居ないような場所で暮らしてみたいと思っています」と胸中を語る。
一方、佐々木は「山奥での生活に興味があって、ひとりではちょっと不安ですが、(日向坂46)のメンバーと一緒に自給自足の生活をしてみたいです」と話していた。
広島県東部の山奥、鬱蒼とした森を切り開いた土地に三角屋根の家を発見。
佐々木が「畑も見当たらないですし、山で修行している方がいらっしゃるんじゃないでしょうか。仙人とか?」と話すと、林修は「仙人ですか!? 仙人はなかなかいないと思いますが…」と驚きつつも冷静に反応する。
IKKOは「若い人が移住してきて、陶芸や竹炭などの工房にしていらっしゃるのでは?」と衛星写真をくまなく観察するが、所と林は「ここに人は住んでいないと思います」と予測。
そして所は「長年ポツンを見続けているとわかるんです。ここは松茸などの収穫時に使う小屋とかじゃないでしょうか?」と勘を働かせる。
◆車一台がギリギリの狭い山道を進むと…
捜索隊が最寄りの集落へと入ると、穏やかな斜面に石垣が幾重にも連なる美しい景色が広がっていた。そこで見つけた住人の男性に衛星写真を確認してもらうと、集落からはかなり遠く離れた一軒家だが、その家のことをよく知っているようだ。
しかし、「ここへ行くには道が悪いよ。道幅もかなり狭いですし」と地元住人でも行きづらい場所なのだという。「まあ、行けるには行けますよ」と詳しく道順を教えてもらうものの、捜索の先行きに不安を残す。
捜索隊は集落から山へと続く小川沿いの道へ。山道は舗装されているものの、進むにつれて道幅はどんどん狭くなり、やがて車一台がギリギリ通れるほどの狭い山道に。しかも崖側にはガードレールもなく、捜索隊は「落ちてしまいそう…」とヒヤヒヤしながら道を進む。
その道はさらに深い森へと続いており、その山道をこえるとようやくトタン屋根の小屋と立派な瓦屋根の家を発見することができた。
「ここはポツンと一軒家じゃないですよ」と笑いながら迎えてくれたのは70代の夫婦。衛星写真を確認してもらうと間違いなく目当ての一軒家だ。かつては20数件の家がある集落だったというこの地域だが、今は一軒しか家が残っていないのだとか。
歴史に翻弄されながらもこの地で暮らしてきた夫婦の暮らしぶりに密着してみると、昔の知恵や工夫を取り入れつつある目標をもちながら笑い合う姿があった。
スタジオではIKKOが「素晴らしいですね」と拍手。佐々木も「自分で必要なものは自分の手で作る生活って、便利な都会にいては経験できないですよね」と感銘を受けたようだった。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2021年4月18日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局