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小堺一機主演ドラマ『ずんずん!』 鈴鹿央士、阿部純子ら若手実力派が集結

直木賞作家・山本一力氏の現代小説を小堺一機主演で映像化する『明治ドラマスペシャル ずんずん!』。放送日が4月16日(金)に決定、メインビジュアルも解禁となった。

本作は、ひとりの牛乳配達員が起こしたささやかな“奇跡”を描き出す感動のスペシャルドラマ。

主人公は、60歳を超えた牛乳配達員・田代龍平。

ある朝、担当エリア宅配中の田代は“小さな異変”に気づく。その家には、田代と同年代の女性がひとりで暮らしており、いつもきれいに洗った空き瓶を玄関先に戻しておいてくれるのだが、その日はそれが置かれていなかった。

「もしや倒れているのでは…」

彼女の身を案じた田代は店長や同僚たちをも巻き込んで、“ずんずん!”と力強い足取りで救出を試みる。

心と心のふれあいから生まれる、今だからこそ届けたい“奇跡と感動の物語”だ。

◆小堺が牛乳とぬくもりをお届け。ほっこり笑顔のメインビジュアル解禁!

メインビジュアルは、清々しい青空を背景に、ユニフォーム姿の小堺一機が瓶入り牛乳を手にほっこり笑顔を浮かべるワンショット。それは、世話好きで人情派の主人公・田代がいつも宅配先の住民たちに向ける笑顔そのもの。

「私たちが届けるのは牛乳だけじゃない。」というキャッチコピーには、商品だけではなく、“想い”や“ぬくもり”までをも運ぶ配達員たちの心意気が込められている。

◆注目の若手・鈴鹿央士が新人配達員を繊細に表現!

また本作では、新たに鈴鹿央士(新人配達員・栗本翔吾)、阿部純子(“看板娘”纏あかね)ら若手実力派たちの出演も決定し。

鈴鹿央士は2016年、エキストラで映画撮影に参加した際、女優・広瀬すずの目に留まり芸能界入り。映画初出演作の『蜜蜂と遠雷』(2019年)で新人賞を総なめにしたばかりか、ドラマ『おっさんずラブ-in the sky-』(2019年/テレビ朝日)など話題作でも瑞々しい存在感を放ち、まさに破竹の勢いで活躍の場を広げている。

鈴鹿が演じるのは、田代が教育係を務めることになった新人配達員・栗本翔吾。

生い立ちの影響もあって人と関わるのが苦手な栗本は、なかなか周囲に心を開かず、田代からすると、どうにもつかみどころのない青年。しかし、田代や宅配先と交流するうち、彼にも少しずつ変化が…。

鈴鹿は、「脚本を最初に読んだとき、素直に感動しました。技術も進歩して、携帯のメッセージや電話などで簡単に繋がっているように思えてしまいますが、やはり会って目を合わせることがいちばんいいことだと…。それが脚本を読んで受け取ったことのひとつです」と、この物語が伝える“人情”や“絆”に感動。

「人との出会いで変わっていく部分は、上京してからの自分と少し同じところがあるので、自分なりに素直に演じていきたいと思っています」と、栗本の成長を丁寧に表現する決意を語っている。

◆「心が温かくなる物語」実力派・阿部純子がしっかり者の看板娘に思い

そして、阿部純子は舞台となる牛乳配達店の“看板娘”纏あかね役で、物語にさわやかな風を吹き込む。

連続テレビ小説『おちょやん』(2020年/NHK)の好演で注目を集めた阿部は、昨年だけでも『Daughters』、『罪の声』、『461個のおべんとう』(いずれも2020年)など出演作が相次ぎ、いま最も勢いに乗っている女優のひとりだ。

「人と人との繋がりの大切さを感じ、心が温かくなりました。みなさんにも誰かのおかげで、笑顔で過ごすことができる瞬間があると思うのですが、そんな優しさを感じるエピソードが詰まったお話だと思いました」と、本作の脚本にじんわり癒されたことを告白。

「さっぱりしていて明るい、しっかり者の看板娘として、楽しく演じられたらいいな。小堺さんを筆頭に出演者の皆さんと共に、より良い作品にするために頑張りたいです」と意気込み、クランクインを心待ちにしている。

さらに、あかねの兄であり、牛乳配達店の若き店長・纏亮介役には木村了、田代が窮地を救うひとり暮らしの女性・湯川かおる役には数々の作品で名演を披露してきた大ベテラン・朝加真由美が決定している。

※番組情報:『明治ドラマスペシャル ずんずん!
2021年4月16日(金)午後11:15~深夜0:15、テレビ朝日系24局(地域によって放送時間が異なります)