岩肌せり出す崖道の先に“ポツンと一軒家”!捜索隊も危険と判断、覚悟を決めて登山へ
日本各地の人里離れた場所になぜだかポツンと存在する一軒家と、そこに住まう人物の人生にも迫っていく番組『ポツンと一軒家』。
3月14日(日)は、ゲストに相田翔子と坂口健太郎を迎えて放送される。
「ポツンと一軒家での暮らしにはめちゃくちゃ憧れます」と語るのは相田。「手縫いや陶芸をしたり、農作物を作ったりもしているので楽しめそうですね」と、山での暮らしにまったく苦はないようだ。
3回目のゲスト出演となる坂口は、今回のVTRもじっくりと鑑賞。山奥での暮らしに「苦労ももちろんあるんでしょうけど、楽しく暮らしていらっしゃる姿にステキだなと思いました」と、今回の一軒家の暮らしぶりにもさまざまな感動を味わった様子だった。
◆土地に根付いた確かな暮らしと人生ドラマ
熊本県南部、鹿児島との県境に近い山のなかでポツンと一軒家を発見。衛星写真を確認すると、山頂付近にかなり広く切り開かれた土地が確認できる。
大きな畑のような土地も確認でき、「ここは生活感があるように感じますね。2世帯…3世帯で暮らしていそう」と予測。坂口も「畑がすごく大きいので農業をされているご家族だと思います」と語るが、相田は「農業と見せかけて…農作業で出た葦とかワラを使って民芸細工を作ってらっしゃるのでは?」とトークを弾ませる。
捜索隊が向かったのは最寄りの集落。しかし、その集落も山深い場所にあり、所々には残雪が見える。
そこで出会った女性に声をかけてみると、「ポツンと一軒家といえば、あそこじゃないかな?」と思い当たる建物があるようだ。さらに近所の住人に衛星写真を確認してもらうと、「70代の男性が住んでいるよ」と有力な情報を得ることができた。
しかしその建物は山の頂上付近にあるらしく、「家までは一本道だけど、この雪で車では登れないかもしれない」と不穏な情報も。道のりを詳しく聞いてみると「山道はかなり狭くて急坂、ジグザグの急カーブも多いので用心して行ってください」とかなり険しい道のようだ。
教えてもらった道を山へと入ると、そこから先は急勾配の狭い道が続く。しかも崖ギリギリの道で、反対側はゴツゴツとした岩肌がせり出しており車一台が通るのもやっとの道幅だ。しかも、山道を登るにつれて雪が積もっており、捜索隊も「車でいけなくなったら歩いていくしかなさそうですね…」と覚悟を決める。
やがて山道は雪で凍結しはじめ、捜索隊は車で進むことは危険と判断。その先は登山で一軒家を目指すことに。しばらく雪道を進むと視界が広がり、ついに雪景色のポツンと一軒家を発見する!
そこにいたのは、ひとり暮らしをしているという70代の男性だった。この地で生まれ育ったという男性は、なぜ今ここで暮らしているのか。山での暮らしぶり、そして人生エピソードが紐解かれるとともに、人生ドラマが垣間見えてくる。
スタジオでじっくりと見ていた林修が「土地としっかりと結びついた確かな暮らしぶりでしたね」と語った、ポツンと一軒家に秘められたエピソードが明らかに。
※番組情報:『ポツンと一軒家』
2021年3月14日(日)午後7:58~午後8:56、ABCテレビ・テレビ朝日系24局