次長課長・河本 中学生にボコボコにされた挙句、衝撃ミスで過酷ロケのギャラ0円に⁈
知名度もあり、腕もある…なのに、それに合った活躍の場を与えられていない芸人たち「リベンジャーズ」が、売れっ子ではまずやらない過酷な発注を“体を張って”確かめる番組『発注歓迎!リベンジャーズ』(テレビ朝日、毎週木曜日深夜放送)。
6月8日から6月29日にかけて放送された同番組では、お笑いコンビ・次長課長の河本準一が挑戦する「日本縦断!佐賀の名水を北海道まで運べ」編が4回にわたり放送された。
今回の発注の内容は、「佐賀県有田町の幻の名水を北海道までコップで運び、それを日本一の絶景で飲め!」というもので、「名水が入ったコップは置いてはいけない」という厳しいルールが課せられている。
ずっと持ち続けているには非常に重い容量650mlのワイングラスを手に、猶予4日間のなか、ヒッチハイクや(撮影OKをもらえた)公共交通機関を使って佐賀から約2300km離れた北海道美瑛町にある日本有数の夕日スポット・新栄の丘を目指す旅だ。
6月22日に放送された第3回目のラストに、福井県・敦賀港から深夜に出港する北海道・苫小牧東港行きの客船に乗ることに成功していた河本。
しかし、落ち着ける客室に入ったところで「コップを置いてはいけない」というルールは継続しているため、なかなか睡眠につくことができない。そこで河本は、「コップを吊るす」という方法を思い付いて実行するが…
浴衣の帯を駆使して吊るそうとするも、なかなか安定せず、水を大量にこぼしてしまう。今回は、北海道・美瑛町に着いたときにコップに残っている水の量が河本のギャラとなるため、こぼしてしまったことによる落ち込みは尋常ではない…。
しかし、そこから諦めずに吊るす“工作”を続けること1時間、タオルに穴をあけて吊るすシステムがうまくいき成功! 河本は歓喜の後にご褒美の熟睡に入る。
◆なぜか空手道場に…
そうして船は北海道に到着したが、着いたところには商業用のトラックばかりが集まっており、仕事で使うクルマということでなかなかヒッチハイクがうまくいかない。そのうえ、気温は5度で海風が冷たくあたる極寒の状況…。
河本はさっそくギリギリの状況に追い込まれるが、そんななか発見した1台の乗用車に頼み込んだところ、なんと富良野のホテルまで乗せてくれることに! 富良野は、目的地まで30kmほどの場所だ。
しかし、乗せてくれた優しい男性とその奥さんが電話で険悪な雰囲気だったことを心配した河本は、急きょ仲直りを取り持つために奥さんと息子さんがいるという空手道場に行くことに。
ここで、やめておけばいいのに“コップを持ったまま”練習に参加してしまった河本は、練習生の中学生女子にボコボコにやられ、道場長にお腹を殴られ、2回もダウン。水を大量にこぼしてしまう。
しかし、この河本の“やられっぷり”が道場では大ウケし、笑いのチカラで夫婦を仲直りさせることには成功した。
◆大オチは…
そして翌日、ちょうどよくコップを吊るせられる設備があった奇跡のようなホテルから出発し、近くの物産センターでヒッチハイクもすぐに成功し、観光もできてしまうほど順調すぎる流れであっという間にゴールの美瑛町・新栄の丘へ!
精神的に崩壊しそうになりながらなんとか終えられた2300kmの旅…。やっと拝めた絶景に、感動もひとしおだ。
そうしてテンションが上がった河本は、コップに残っていた水を一気に飲み干す!
美味しそうに飲み干し、達成感に包まれる河本だが、肝心の「残りの水量の計測」を忘れたまま飲んでしまい、それによってギャラも計算不可能に…。
スタッフに「言うのが遅い」と小さく言うが、もう文句をつける気力も残っていないようだった。
最後に河本が、「もう絶対に(この番組の)オファーは受けたくない!」と強く言い放ち、今回の過酷すぎる発注は幕を閉じた。
※これまでの河本の軌跡
・腕が限界に…河本準一、過酷すぎるロケ!名水をコップで運搬、日本縦断2300km
・河本準一、不眠不休の過酷ロケで崩壊寸前に…そこに“女神”登場!
・河本準一、超過酷ロケが完遂寸前に!限界の中、極寒の露天風呂で絶叫
※番組情報:『発注歓迎!リベンジャーズ』(テレビ朝日、毎週木曜深夜1時56分~)
次回7月6日(木)の放送から、品川庄司・庄司智春による「長崎から東京のボウリング場までボウリングの球を運べ」編がスタート!