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『相棒』20周年イヤー、幕開けの舞台は“VR=仮想現実”!石丸幹二がIT長者を怪演

2020年、ドラマ誕生20周年という大きな節目の年を迎えた『相棒』。その幕開けとなる初回拡大スペシャルの放送が10月14日(水)に決定した。

初回拡大スペシャルのタイトルは「プレゼンス」。

現実世界と“VR=仮想現実”の世界がクロスオーバーしながら、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)が事件の真相究明に立ち向かっていく。

◆初回拡大スペシャルはVR=仮想現実が舞台に

ある事情から、白バイ警官の出雲麗音(篠原ゆき子)が銃撃された事件を捜査し始めた特命係の右京と亘。その矢先、万津幸矢(櫻井圭佑)という男性が転落死する。

生前、幸矢が暴力団組員相手に白バイ警官銃撃をほのめかしていたことが判明。両者の関係を調べるなか、幸矢が「ネオ・ジパング」と呼ばれる謎の“仮想国家”の住民だったことがわかる。

その仮想国家「ネオ・ジパング」の“建国の父”とは、IT長者の加西周明

「ネオ・ジパング」の存在に疑問を抱き、現実世界での事件との関連性を探り始めた特命係はやがて、巨大な仮想国家の実態、そしてそれを築き上げた加西の思惑を知り、事件は思いもよらぬ方向へと展開していく…。

◆『相棒』シリーズ初出演、石丸幹二が謎多きIT長者役に

そんな初回拡大スペシャル「プレゼンス」で特命係の前に立ちはだかる人物・加西周明を演じるのは、『相棒』シリーズ初出演となる石丸幹二。

俗に言う“IT長者”で桁違いの金持ちである加西は、有り余る金に物を言わせ、絶対君主国である「ネオ・ジパング」を建国し“建国の父”として君臨している。

石丸は加西の人物像について、「金が有り余ってしょうがない人、多額の金さえ出せば何でも可能だと思っている人、人生はゲームだと思っている人――つまり、頭脳明晰だが、信じるのは金のみという自己中心的な男」と分析。

続けて、「笑顔の仮面を被った冷酷さを見せつつ、あー、あの人に似ている!と思ってもらえるような人物を演じようと思いました」と振り返った。

また、台本を読んで「SFのような仮想の世界にのめり込みました」と石丸。「自分の頭の中で世界を描きながら、ワクワクしていましたね」と、現実と仮想の世界が入り交じる今作に胸を躍らせていたようだ。

「テレビで見ていたあの世界に出演できる! 印象に残る役作りをしなくては、と意気込みました」と強い思いで挑んだ初の『相棒』。

石丸演じるIT長者・加西が、右京たちとどのような頭脳戦・心理戦を繰り広げ、物語がどんな結末を迎えるのか? 20周年イヤーの幕開けを飾るにふさわしい壮大かつ最新鋭の映像とストーリーに注目だ。

※番組情報:『相棒season19
2020年10月14日(水)スタート!毎週水曜日 午後9:00~9:54、テレビ朝日系24局

初回拡大スペシャル「プレゼンス」
2020年10月14日(水)午後9:00~10:24