45℃超えも!源泉を直接注いだ熱~いお湯でゆったり【秘湯ロマン“げんせん”紹介】
観ているだけで温泉気分に浸ることができ、目や耳、心まで癒される長寿温泉番組『秘湯ロマン』(隔週日曜、テレビ朝日・関東地区にて深夜3時から放送中)。
動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、同番組の厳選回が配信されています。
本記事では、「TELASA」ほかで配信されている厳選回の中から、「群馬県 老神温泉、湯宿温泉を巡る旅」(2018年7月放送)の一部を紹介。(※記事内の情報は、番組が放送された当時のものに沿っています)
新型コロナウイルス感染拡大による長い自粛期間により、温泉のみならずなかなか旅行に出かけにくい期間が続いてきました。ゆっくり温泉に入りたいという人も少なくないと思いますが、まずは動画で温泉の気分を味わってみては?
◆伝説が残る温泉。1200年の歴史をもつ名湯
“旅人”の齋藤めぐみさんが訪れているのは、群馬県のみなかみ町。この町には18の温泉地があり、「みなかみ18湯」とよばれています。
その中でも古くから湯治場として親しまれてきたのが、湯宿(ゆじゅく)温泉。平安時代、薬師如来のお告げで発見されたという伝説が残る温泉で、1200年の歴史をもつ名湯です。
温泉街のはずれに建つ「太陽館」へやってきました。
こちらは、明治の初めに創業されたという歴史ある宿。群馬と新潟の県境、三国峠の入り口にあり、昔から峠を行き交う旅人たちを癒してきました。
落ち着いた雰囲気のロビー。木のぬくもりを大切にしてつくられているそうです。14室の客室は、すべて和のしつらえになっています。
まずは、24時間いつでも利用することができる大浴場へ。
ナトリウムやカルシウム成分を多く含む弱アルカリ性のお湯は、少しとろみがあり、肌にしっとりとなじみます。
お湯は、40℃。長湯するにはちょうどいい温度ですね。
◆熱いお湯で貴重な体験
石畳の温泉街を歩いて、共同浴場へやってきました。
湯宿温泉にある4つの共同浴場のひとつ、「窪湯(くぼゆ)」です。
湯船は石づくりとなっており、シンプルですが、ゆったりと入ることができます。
ナトリウム成分を多く含む源泉。その特徴はなんといっても、お湯の熱さです。
源泉の温度は、およそ60℃。それを直接湯船に注いでおり、パイプを通ってくるあいだに少し冷めるのですが、朝は45℃を超えていることもあるとか! それでも、地元の人は平気で入っているそうです。
この日もかなり熱かったけど、貴重な体験ができました。
◆旅人を癒してきた“ひだまり”のような名湯
さて、太陽館には露天風呂が2つあり、貸切風呂としても利用することができます。
30年ほど前につくられた、檜づくりのお風呂。
優しい木の肌触りに、心が和みます。
三国峠を越えてきた旅人の冷え切った体を温めてきた、まさに“ひだまり”のような名湯でした。
※配信情報:『秘湯ロマン』
厳選39エピソードを「TELASA(テラサ)」「テレ朝動画」ほかで配信中!
・TELASA
・テレ朝動画
※本記事で紹介した「群馬県 老神温泉、湯宿温泉を巡る旅」の動画はこちら!
※記事内で紹介された宿や施設の情報は、『秘湯ロマン』公式HPからご確認ください。
(コロナウイルス感染拡大に伴う休業や営業時間の変更等については、宿・施設へお問い合わせください)