どん底ヒロイン・澪(小芝風花)に人生最大の危機!“妖怪たち”もお手上げの最強の敵「生霊」が襲う
どん底気弱女子・目黒澪(小芝風花)が、現代でルームシェアをしている妖怪たちと出会い、その自由で何にも縛られない姿に感化され、たくましく成長していく姿を描くホラーコメディー『妖怪シェアハウス』。
これまで、クズの元彼やセクハラ、パワハラ上司などなど数々の強敵を前に、妖怪たちの助けを借りながら成敗して苦難を乗り越えてきた澪だが、ここに来て最大最強の敵が現れる。妖怪たちさえも怯え、手も足もでないというその敵は、なんと生霊。
生霊とは、生きている人の怨霊と言われており、特定の相手に執着し祟りをもたらすなど、悪影響を与えるとされている。
古典文学の『源氏物語』でも、光源氏の愛人だった六条御息所が、愛するあまりの嫉妬心から生霊となって源氏の子どもを身ごもった正妻・葵上や、恋人を呪い殺してしまう話が描かれている。それほど、恨みを抱えて生きている人間が一番恐ろしい存在なのだ。
そんな生霊を演じるのは、日本のみならず韓国でも活躍する女優・藤井美菜。その涼しげで清らかな姿からは想像しがたい、恐ろしい生霊ぶりを発揮する。
◆大阪のおばちゃん化したヨモツシコメ、大親友の座敷童子とデュエット
そんな澪に最大の危機が訪れるなか、ゲスト妖怪としてヨモツシコメ(峯村リエ)が登場する。
日本神話の『古事記』でイザナミがイザナギを捕まえるために放った刺客として、古来から日本に伝わる鬼女である黄泉醜女(ヨモツシコメ)だが、今回は想像をはるかに超えた斬新すぎる新解釈で登場。
全身ヒョウ柄ファッションに身を包み、カラオケマイク片手に大阪弁で軽快なトークを繰り広げる、まるで大阪のおばちゃんのような峯村版・ヨモツシコメ。今はスーパー結婚コンサルタント兼、凄腕の別れさせ屋として活躍しているという。
座敷童子(池谷のぶえ)とは大親友という設定で、なぜか第七怪のクライマックスでは、ふたりが『大阪ラプソディー』をデュエットで披露する。
劇中で大親友を演じる峯村と池谷は、ともに舞台を中心に活動している実力派女優で、これまでの芸能界での歩みや数々の作品で魅せる存在感も共通するものがあるが、それ以上にその姿が「似ている」「そっくり!」と囁かれ話題となっている。SNSでは峯村自らふたりの顔の見分け方を「顔が長めが峯村リエ」と紹介するほどだ。
そして実はプライベートでもご飯に行ったり、SNSで一緒に撮った画像が度々投稿されるほど大の仲良しというふたり。『妖怪シェアハウス』で披露するヨモツシコメと座敷童子のやり取りやデュエットでは、息のぴったり合った姿を披露する。
※番組情報:土曜ナイトドラマ『妖怪シェアハウス』第七怪
2020年9月12日(土)よる11:15~0:05、テレビ朝日系24局