満潮前後の4時間だけ、“別世界”への扉が開く「楽しさが体に染み付いてやめられないね」
2020.08.13
世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。
8月7日(金)の同番組では、ニュージーランドのミルフォードマリーナを特集した。
オークランドの北海岸に位置するミルフォードは、ビーチがあり、通勤にも便利とあって人気のベッドタウン。
住宅街に囲まれた小さな水路のなかに、ミルフォードマリーナはある。
「地元の人間には素晴らしい施設だよ」と話すのは、ミルフォードに40年以上住んでいるベテランセーラー、マーク・ホイルさん。
ここはかつて、蛇行した水路にあるマングローブの森だった。今でも海に出るには浅い水路を通るしかなく、それも満潮前後の4時間だけ。
それでも、すぐボートに乗れる手軽さが気に入っている、とマークさんは言う。
水路さえ抜ければ、その先は広大なハウラキ湾だ。
「都会の喧騒を逃れて、一旦海に出れば別世界なんだ。楽しさが体に染み付いてやめられないね」
このマリーナは別世界への扉。船で水路を抜けるにつれ、心がほどけていくのだろう。
なお、8月14日(金)放送の『港時間』では、フランスのレ・サーブル・ドロンヌを特集。
単独・無寄港・無補給の世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ」の予選大会に参戦した白石康次郎さんに、レースの様子を伺う。
※番組情報:『港時間』
毎週金曜深夜0時15分~0時20分放送、テレビ朝日
(ABCでは毎週金曜夜11時10分~夜11時17分放送、メ~テレでは毎週日曜夕方4時25分~4時30分放送)
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