杉田かおる、約4年ぶり地上波ドラマ出演!“苦情承り係の女”を熱演「私自身の人生とだぶらせて…」
ヒラ刑事から這い上がった “叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤剛志)と捜査員たちの熱き奮闘を描く、木曜ミステリー『警視庁・捜査一課長2020』。
4月23日(木)放送の第3話では、芸能生活50年を間近に控えた杉田かおるがメインゲストとして登場する。
2018年1月に実母を看取るまでの数年間、介護を中心とした日々を送り、女優としての活動を減らしてきた杉田。
2016年7月放送の『水族館ガール』(NHK)以来、約4年ぶりの地上波ドラマ撮影について杉田は「この『警視庁・捜査一課長2020』は“王道のドラマ”という感じで、すぐに現場を楽しむことができました。ふるさとに帰ってきた感じで、皆様、ブランクをこえてあたたかく迎えてくださって感謝しています」と、楽しみながら久々のドラマ撮影に臨んだことを明かした。
今回の役柄・九条菊子はスーパーの苦情対応担当で、彼女の信念は“お客様第一”。
「お客様からの電話は“クレーム”ではなく、“貴重なご意見”です。私はそのご意見を一身に受け止めております」と言い切る、“謝罪のエキスパート”だ。
しかし実は1年前、ある出来事に遭遇するまで、菊子は本部のマネージャーとしてバリバリ働いていた事実が浮上。杉田はそんな挫折を味わった菊子を演じるにあたり、「第一線でキャリアをつんだ女性がトラブルに巻き込まれても一生懸命、乗り越えようとする姿に、少し自身の人生もだぶらせて役作りさせていただきました」と、自分自身を重ね合わせたことも告白した。
◆杉田かおる(九条菊子 役)コメント(全文)
ーー地上波のドラマ出演は2016年7月放送のNHK『水族館ガール』以来、約4年ぶりですが、今回の撮影現場で感じたことは?
この『警視庁・捜査一課長2020』は“王道のドラマ”という感じで、すぐに現場を楽しむことができました。何かふるさとに帰ってきた感じで、皆様、ブランクをこえてあたたかく迎えてくださって感謝しています。
ーースーパーのクレーム処理係・九条菊子役を演じられましたが、演じる上で大切にされたところは?
第一線でキャリアをつんだ女性がトラブルに巻き込まれても一生懸命、乗り越えようとする姿に、少し自身の人生もだぶらせて役作りさせていただきました。
ーー本作では、素振りのシーンもありました。杉田さんは以前、トーク番組で「小学生時代は素振り300回が日課だった」とお話しされていましたが、久々の素振りの感触はいかがでしたか?
私自身、小学生のとき、野球部に少し入っていまして、たぶんフォームはいいのではないかと思います(笑)。はじめの台本より設定が入って、だいぶ肉付けされているのではないかと期待しています。
ーー主演・内藤剛志さんと久々に共演した感想は?
内藤さんとはじめて共演させていただいたのは、今から約40年ほど前になります。NHKの水曜時代劇『壬生の恋歌』という番組です。作品に対する情熱をいつも語っていらして、素晴らしい俳優さんだなぁと、その当時から思っていました。それは今も変わりなく、“ピン”が張れる数少ない俳優さんだと思います。
ーー久々のドラマ出演を楽しみにしている視聴者のみなさまにメッセージをお願いします。
子どもの頃からマイペースにやってきましたが、五十代も半ばになり、当時憧れていた俳優さんたちと同年代の役をいただけるようになりました。ブランクを感じさせないよう、でも楽しみながら演じさせていただきました。おばちゃんになった杉田かおるも、どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
※番組情報:『警視庁・捜査一課長2020』第3話
2020年4月23日(木) 午後8:00~午後8:54 、テレビ朝日系24局