特命係、上層部から圧力かかるなか独自捜査!真実にたどり着く“突破口”は…
ドラマ誕生20年目×テレビ朝日開局60周年という記念すべき節目の年に18シーズン目をむかえた『相棒』。
3月11日(水)に、同作最新シーズンの第19話「突破口」を放送する。
“口利き疑惑”の鍵を握る、大手ゼネコンの経理部社員が転落死。
口封じのための殺人なのか、上層部から圧力がかかるなか特命係は独自捜査を開始。第一発見者の嘱託社員から目撃証言を引き出すが…。
真実にたどり着く“突破口”は、いったいどこに…!?
◆あらすじ
サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)が、昨夜発生した転落死事件の捜査資料を手に、特命係の杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)を訪ねてきた。
実は前夜、大手ゼネコンの経理部社員・足立和也(関口まなと)が職場のビルから転落死を遂げたのだが、彼の勤務先は現在、国の開発事業をめぐる水増し請求疑惑が取り沙汰されており、与党幹事長・松木大輔(児玉頼信)の“口利き関与”も報じられていた。転落死した足立は水増しに関する会計処理を行った若手社員であり、近々、東京地検が事情聴取する予定だった。
すでにニュースでは“心理的に追い詰められた足立が自殺を図った”と報道されていたが、青木によると、それは上層部のリークであり、捜査一課は自殺として報告書をまとめるよう指示され、関係者の事情聴取すら止められているという。
捜査資料に目を通した右京と亘は、オフィスに争ったような形跡が残されていたこと、遺体の右手指に異様な骨折があることに疑問を抱き、”口封じ殺人”の可能性をにらんで捜査を開始。第一発見者である嘱託社員・山野稔(中本賢)に会うべく、彼の自宅を訪ねる。
山野は事件の夜、残業中の足立から、「会社にスマートフォンを置き忘れている」と、自宅に連絡をもらったことを告白。スマートフォンを取りに会社に戻ったところ、遺体を発見したと話す。
昨夜、激しく動揺していた山野は、右京に促され、懸命に発見時の記憶を遡ってみることに。すると――なんと現場から怪しい人影が走り去った事実を思い出す。しかし、気の弱い山野はその証言のせいで犯人に報復されるのではとおびえだして…。
※番組情報:『相棒season18』第19話「突破口」
2020年3月11日(水)午後9:00~午後9:54、テレビ朝日系24局