肩こりの原因は“手の使いすぎ”だった!「巻き肩」改善に効果的な2つの簡単トレーニング
月曜から金曜まで、有働由美子さんが“健康案内人”となって毎日続けられる健康のコツをお届けする健康情報番組『有働由美子の健康案内人!』。
今週のテーマは「実は全身と関係!?手指の健康」。7月28日(火)の放送では、「手の使いすぎによる“巻き肩”改善へ」を特集しました。
【映像】肩こりの原因は“手の使いすぎ”だった!「巻き肩」改善に効果的な2つの簡単トレーニング
手や指の使いすぎは、肩が前に出る“巻き肩”につながる可能性があります。そこで今回は有働さんが、巻き肩のセルフチェックと改善を目指すトレーニングを手外科専門医の山部英行先生に教えてもらいました。
◆そもそも巻き肩とは?
パソコンのキーボードを打つときやスマートフォンを見るときなど、指は日常的に内側へ動かすことが多く、肩や腕も前に出た姿勢になりがち。この状態に問題があるといいます。
山部先生:「人間の体というのは、大胸筋から指先までいろいろな筋肉があるんですけど、そこの筋膜が全部つながっているんですね。なので、長時間ずっと腕を前に出す姿勢でいると、筋膜が縮こまったまま伸びにくくなるわけです。その結果、姿勢が崩れる。それを“巻き肩”と現代では呼んでおります」
これが、巻き肩の原因となる大胸筋から指先につながる筋膜。長時間同じ姿勢を続けることで、この筋膜が縮こまって伸びにくくなり、肩が前に引っ張られるのだといいます。
では、巻き肩になると、どんなデメリットがあるのでしょうか?
山部先生:「一番多いのは、首周り・肩周りのトラブル。凝ってしまって血流が悪くなります」
そして、慢性的な肩凝りだけでなく、筋肉のこわばりが神経を圧迫することで頭痛につながることもあるといいます。
◆巻き肩のセルフチェック
巻き肩の可能性があるかは、2つの方法でセルフチェックができます。
1つ目は、足を肩幅ぐらいに開き、両腕を“バンザイ”の要領で真上に上げる方法です。
山部先生:「このときの腕の位置が非常に重要で、腕が耳より後ろに来ていたらOKです。耳より前の人は、巻き肩の可能性があります」
2つ目は、腕を自然に下ろした状態で、肘の後ろにある“しわ”の向きを確認する方法です。
山部先生:「しわが真後ろを向いていたらOKです。巻き肩の人は、しわが横を向くんです」
肘のしわが真後ろではなく横を向く人は、巻き肩である可能性が高いといいます。
◆改善を目指すトレーニング
セルフチェックの結果“巻き肩予備軍”となってしまった有働さん。そこで、手指を動かすトレーニングで巻き肩改善を目指します。
巻き肩を改善するために大切なのは、普段の丸まった姿勢とは“逆の動き”をすることです。
最初のトレーニングでは、両腕を前にまっすぐ伸ばし、手の甲を上に向けて握り拳を作ります。その状態から、今度は両手を開きながら外側に回して上に向け、このグーパーの動きをリズミカルに10回ずつ繰り返します。
手を開いた際に伸びるのは、手首や指を曲げるための筋肉。普段とは反対の動きをすることで、この筋肉がストレッチされます。
さらにもうひとつ、普段の丸まった体を簡単に伸ばせるトレーニングも。
まず片方の腕を前に伸ばし、手のひらを上に向けます。肘を伸ばしたまま手首を反らし、反対の手で指先を手前に引っ張ります。
山部先生:「反対の手でグーッと力を入れてあげると、内側(の筋膜)が伸びていくんです」
この状態を30秒ぐらい保ち、腕の内側を伸ばします。意識しないと行わない動きのため、日常生活の中で継続することが大切です。
実際にやってみた有働さんも「これ気持ちいいから、本当にやりたくなりますね」と、ストレッチの重要性を実感していました。
このほか今週は、「“握力”を鍛える」「手指を動かして“物忘れ対策”」「手の器用さを高めて“自立した生活”へ」「手の痛み対策」なども特集。そして来週は「夏こそ気をつけたい腰痛対策」を学びます。
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※番組情報:『有働由美子の健康案内人!』
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