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2017年大注目!心揺さぶる絶景で見るWRC(世界ラリー選手権)の魅力35選【Part.1】

トヨタによる2017年からの挑戦がテレビや新聞で発表され、一気に注目度が高まった「WRC」(世界ラリー選手権)。

欧米では「F1」などと並ぶ人気ラリーで、専用道路のサーキットを走行するレースと違い、世界各地の一般道を走行することで競い合う。しかし、その道は、雪道、泥道、未舗装路、舗装路と多彩。さらに世界各地を転戦するため、毎回のラリーごとに世界のさまざまな景色が楽しめる。

そんなWRCの魅力を、2016年シーズンにプロカメラマンたちが撮影した、ファンならずとも心を打つ写真の数々で紹介したい。

◇◇◇

ラリー・モンテカルロ/1月21~24日/開幕戦のラリー・モンテカルロは伝統の一戦。まだ雪や氷が残る山岳地帯を走る。天候に恵まれると写真のようにコントラストが美しい景色が広がる。

ラリー・モンテカルロ/1月21~24日/同じ撮影場所を、より引いたアングルで撮影したのがこちら。寒い中、これだけの観客が周囲を埋める。また、走行するラリー車両との距離も近い。

ラリー・モンテカルロ/1月21~24日/ラリー・モンテカルロでは、このようなアルプス山脈を背景とした美しい写真が撮影できる。雪上を走行する姿はラリーならではの絶景だ。

ラリー・スウェーデン/2月11~14日/北欧の地スウェーデンで開催されるラリーは、針葉樹の間を走行する。典型的な雪上ラリーであり、北欧出身のドライバーが強さを見せる。

ラリー・メキシコ/3月3~6日/メキシコの首都メキシコシティの北に位置するレオンで開催される。乾いた土の大地を走行することから、砂埃が大きく舞い上がるラリーである。

ラリー・メキシコ/3月3~6日/ラリーといえば、大きく水しぶきを上げる走行も名物。多くのカメラマンにとって、ジャンプと並ぶ、最高の写真撮影を狙える瞬間だ。

ラリー・メキシコ/3月3~6日/サボテンや枯れ草が目立つメキシコらしい丘陵地帯を走行するラリー車両。この写真を見ると、その砂埃がどれほど長く残っているのかを知ることができる。

ラリー・アルゼンチン/4月21~24日/ラテン地域全般に言えることだが、南米アルゼンチンもラリー人気が高い。このように、浅瀬を渡るコースは、カメラマンにとって絶好のスポットだ。

ラリー・アルゼンチン/4月21~24日/まるで映画「インディジョーンズ」に出てきそうな古代遺跡を思わせる背景があるのもラリー・アルゼンチンの特徴。

ラリー・アルゼンチン/4月21~24日/ギリギリすれ違える程度の道幅、しかも左側は崖となっている未舗装の山道をラリードライバーたちは全開で走行する。まさに神業の運転技術。

ラリー・ポルトガル/5月19~22日/ラリーと聞くと、人里離れた山の中などを走行しているイメージがあるが、じつは観客に楽しんでもらうための特設コースなどもある。見よ、この観衆の数を!

ラリー・ポルトガル/5月19~22日/ポルトガル第二の都市、ポルトがスタート地点となり開催されるラリー・ポルトガル。写真のように宮崎アニメに登場しそうな美しい背景が楽しめる。

ラリー・ポルトガル/5月19~22日/ポルト近郊の山岳地帯には、このような巨大な岩がごろごろとある。もし、ドライバーがミスをして、この巨石に車両をぶつければ、ダメージは免れない。

ラリー・ポルトガル/5月19~22日/ラリーでは、タイム計測をする区間と区間の間は、一般道を普通の車に混じって走行する。もちろん交通ルールは守るし、時には渋滞にも巻き込まれる。

ラリー・イタリア/6月9~12日/ラリー・イタリアが開催されるのは、長靴のような形のイタリア本土からみて弁慶の泣き所(脛)の先に見えるサルディーニャ島。可愛い街なかも通るのだ。

ラリー・イタリア/6月9~12日/自然が豊富なサルディーニャ島では、丘陵地帯だけでなく、島らしい海岸線沿いもラリーコースとなっている。そして上空ではヘリコプターが安全を確認している。

以上が、第1戦ラリー・モンテカルロから第6戦ラリー・イタリアまでの写真の数々だ。第7戦ラリー・ポーランドから最終戦までの写真はPart.2で紹介したい。夏場になると、さらに色鮮やかな景色が次々と登場する。

※Part.2はこちら

<文/田口浩次(モータージャーナリスト)>

※写真はすべて©WRC/無断転載禁止です。

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