「大した芸人呼べませんでした」ベテランものまね芸人が営業先で受けた屈辱の仕打ち「1000人の社員の前で…」
齊藤京子とヒコロヒーがトーン低めの“ヘンテコトーク”を繰り広げる『キョコロヒー』。
5月20日(火)に放送された同番組では、人気企画「街角いじわるつる散歩」をスタジオ特別編として実施した。
同企画は、“いじわるの天才”ことお笑いコンビ・太陽の小町のつるが、さまざまな業界に溢れる「いじわるな一言」に対し、ユーモアを交えた“返し方”を提案するというもの。今回はいじわるの宝庫とも言われるものまね界から3人の芸人が登場し、自身の体験談を語った。
【映像】「大した芸人呼べませんでした」ベテランものまね芸人が営業先で受けた屈辱の仕打ち「1000人の社員の前で…」
ひとり目は、阿部寛のモノマネでおなじみのラパルフェ・都留拓也。
営業先の企業で阿部寛のものまねを披露したところ、その会社の女性社長に「私その人知らな~い。それより最近○○のほうがいい男だよね~」と興味を示されず、会話を別方向に逸らされてしまったという。
さらに社員たちも「そうですよね〜」と同調しはじめ、都留は完全に“空気”扱いに。「僕がモノマネしてたのに、完全にひとりになっちゃった」と、当時の切ない体験を振り返った。
これにはヒコロヒーも「ひどいな。あるよな。わけのわからん小社長が」と同情する。
続いて、谷村新司のモノマネ歴29年のダンシング☆谷村も、営業先で受けた衝撃のエピソードを明かした。
ある大企業のパーティーでステージに立ち、観客を沸かせた直後、まさかの仕打ちを受けたという。
「ステージの袖に帰ったら、1000人の社員の前でその会社のトップの会長さんがマイクを持って、『今年は業績が悪く、大した芸人は呼べませんでした!来年こそは荒牧陽子さんでも呼びましょうか』って言って、みんな大拍手」
1000人の社員の前で放たれた屈辱的な発言に、スタジオからも驚きの声が漏れた。
しかし、ヒコロヒーは「別に腹立てへん」と意外な反応。「実際に大した芸人じゃないわけじゃないですか」とバッサリ切り捨てた。
谷村は怒ることなく、「たしかに規模的に俺じゃないなって言うのはあったんです」と素直に吐露。「俺でいいのかなって思った」と、当時の胸中を振り返った。
そんな谷村に、ただひとり同情したのは齊藤だった。
「私は共感できる。かわいそう。ひどいって思う」と寄り添ったが、谷村から「今度営業ご一緒にしましょう」と誘われると、愛想笑いでスルー。大人の対応にスタジオは笑いに包まれた。
営業の現場で度々“いじわる”な仕打ちを受けてきたものまね芸人たち。彼らはどう返せばよかったのか――“いじわるの達人”つるが考えた、いじわる返しとは?
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※番組情報:『キョコロヒー』
【毎週火曜】よる11:45~深夜0:15、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)