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沖縄で伝統を守り続ける船大工「私の代で終わるわけにはいかない」

沖縄で伝統を守り続ける船大工「私の代で終わるわけにはいかない」

世界各国の美しい港町や風景を伝える番組『港時間』。

3月22日(土)の放送では、沖縄の伝統帆装漁船「サバニ」を特集した。

海の人(うみんちゅ)の町・糸満に、いにしえの漁船・サバニ造りの達人がいる。それが、大城清さんだ。

沖縄に古くから伝わるサバニは、糸満が誇る海洋文化の象徴。

大城さん:「何百年も時間を掛けて完成させた舟。これ以上の進化はない」

代々の船大工によって完成され、改良の必要はないというサバニ。とはいえ、仕上げるには、職人の技と知識が不可欠だ。

大城さん:「型(設計図)があって作るのではなく、感覚的に仕上げていく」

その言葉にならない感覚は、代々受け継がれる中で研ぎ澄まされてきた唯一無二のもの。次世代へいかに伝えるかが、最大の課題となっている。

技術を学ぶ若者は、「(サバニを)知ることが一番大事」と話す。

大城さんの今の想いは?

「先人たちが立派な舟を作ってきた。私の代で終わるわけにはいかない」

うみんちゅの美しき伝統を未来へ――。

なお、次回3月29日(土)放送の『港時間』では、沖縄県の宜野湾港マリーナを特集。都内に住みながら、休日に沖縄のマリーナでセーリングを楽しむ人物を紹介する。

※『港時間』最新回は、TVerにて無料配信中!(期間限定)
番組情報:『港時間
毎週土曜 よる10:54~11:00、テレビ朝日

(ABCでは毎週金曜 よる11:10~、メ~テレでは毎週日曜 午後5:25~に放送)

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