『科捜研の女』最終回2時間スペシャル!マリコ(沢口靖子)の鑑定が真相を全て解き明かす
京都府警科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・榊マリコを中心とした、ひと癖もふた癖もある研究員たちが、それぞれの専門技術を武器に事件の真相解明に挑む姿を描く人気ミステリー『科捜研の女』。
シリーズ20周年&テレビ朝日開局60周年と2つの大きな節目を記念し、4クールに及ぶ1年間の放送に挑んできた本作が、最終回をむかえる。3月19日(木)に、堂々のフィナーレを2時間スペシャルでお届けする。
20年間逃亡していた殺人事件の容疑者が逮捕された。
証拠の再鑑定が行われることになり、マリコに白羽の矢が。その依頼を持ち込んだのはマリコの父・伊知郎だった!
凶器に付着した指紋を端緒に鑑定を進め、次々と判明する新事実。そんななか、新たな犠牲者が。事件はまだ終わっていなかった…!?
科学は嘘をつかない。マリコの信念と執念が真相に光を当てる!
◆最終回スペシャル・あらすじ
殺人事件で指名手配をかけられ、長らく逃亡していた芳賀悦郎(田中要次)が逮捕された。
本人は犯行を否認し、弁護士も鑑定の証拠能力に疑問を唱え、再鑑定が行われることに。科警研は、榊マリコ(沢口靖子)に白羽の矢を立て、その依頼に訪れたのは、彼女の父で元科捜研所長の榊伊知郎(小野武彦)だった!
科捜研メンバーたちはさっそく事件現場へ赴き、当時、兵庫県警が行った捜査について検証を行う。
『加美鳴沢写真家殺人事件』は20年前、京都と兵庫の府県境にある別荘地で発生。写真家の狩野篤文(比留間由哲)が自身の別荘『雷冥荘』で射殺され、凶器の猟銃からは友人で小説家の芳賀の指紋が検出された。
事件当時、雷冥荘には2人以外にも狩野の友人、妻、モデル、アシスタントの計6人が集っていた。管理人の証言によると、他には雑貨店の店員が軽トラックで食材を届けに訪れただけで、別荘地のゲートが閉ざされた夕方以降、人の出入りはなかった。
夕食を兼ねたパーティーで狩野は、芳賀と激しく言い合いをした後、1人でアトリエに籠り、翌朝、射殺体で発見された。同時に芳賀も行方をくらましてしまい…。兵庫県警は、その経緯と猟銃に指紋が付着していたことから、芳賀が狩野を射殺し逃亡を図ったものと見ていた。
マリコは猟銃の指紋に疑問を感じて検証を行い、「芳賀が犯人とは言い切れない」と裁判員裁判の法廷で証言し、兵庫県警と真っ向から対立してしまう。しかし芳賀が犯人でないなら、いったい誰が狩野を殺したのか。真犯人を突き止めるべく鑑定を進めるマリコたち。
一方、法廷には事件当時、別荘に滞在していた者たちが証人として一堂に会し、過去の秘密や本音を暴露して裁判は荒れに荒れまくる。
そんな折、なんと第2の犠牲者が…20年経った今も事件は続いていたのか!?
事件がより複雑な様相を呈していくなかで、科捜研の鑑定により意外な手がかりが発見される!
狩野殺しの真犯人と、あまりに意外な背景とはいったい? マリコの鑑定が真相を全て解き明かす!
※番組情報:テレビ朝日開局60周年記念 木曜ミステリー『科捜研の女』最終回2時間スペシャル
2020年3月19日(木)午後8:00~午後9:48、テレビ朝日系24局ネット