糸村(上川隆也)が村木(甲本雅裕)をおんぶ…? 天橋立で事件に挑む<遺留捜査・新作SP>
事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う優しさと超マイペースで空気を読まない不思議キャラで人気を集めてきた刑事・糸村聡(上川隆也)。
彼の活躍を描く『遺留捜査』の「新作スペシャル」が、11月24日(日)と12月1日(日)に“2週連続”で放送。
12月1日(日)に放送される第2弾では、元経済産業大臣が射殺される事件が発生。糸村は、容疑者の店に残された“古ぼけた鍵”に注目する。
そして舞台となる天橋立の美しい景観のなかで、さらなる難事件も…。小さな鍵が導く、涙の真実が明らかになる。
◆あらすじ
所轄署に証拠品を返却するため、科捜研研究員・村木繁(甲本雅裕)とともに“宮津湾”を訪れた糸村聡(上川隆也)は、被疑者を追跡する“宮津中央署”刑事・石神一志(宇梶剛士)と遭遇。釣り船に乗り込んで逃走した男を追う石神に、糸村は協力する。
その後、船酔いで具合の悪くなった村木を介抱するため、糸村は近くの料理店に立ち寄るが、そこへ特別捜査対策室から連絡が入る。京都市内の自宅で元経済産業大臣の音羽信彦(白井滋郎)が射殺死体となって発見され、その有力被疑者が奇しくも糸村たちの寄った料理店の店主・水島俊樹(石丸謙二郎)だというのだ。
事件直前、音羽大臣を誘拐したという謎の脅迫状が京都府警に届いたのだが、その封筒から水島の指紋が見つかったらしい。
ところが、糸村が店を離れた少しの隙に水島は逃走。石神によると、水島には傷害の前科があり、石神は時折、様子を見るため店を訪ねていたという。
そんななか、糸村は水島の店の神棚から、不思議な鍵を発見する。六角形のキーヘッドに亀甲のマークが刻まれた珍しいもので、村木の鑑定の結果、50年ほど前に作られたアンティークキーだとわかる。
まもなく今回の事件に使われた拳銃が、5年前、音羽元大臣の息子・貴志(内藤邦秋)が殺害された未解決事件で使用されたものとわかる。
貴志は当時、父とともに風力発電の誘致に尽力しており、反対する環境保護団体が真っ先に疑われたが、結局、決定的な証拠はなく迷宮入りしたようだった。2つの事件はつながっているのか…!?
水島の交際相手・小川舞子(酒井美紀)や音羽元大臣の娘で宮津市議の律子(真飛聖)らの存在が浮上するなか、またしても同じ拳銃が使用される事態が発生して――!?
※番組情報:『遺留捜査』新作スペシャル2
2019年12月1日(日)午後9:00~午後11:05、テレビ朝日系24局