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白井健三は手足に“はちみつ“、ビデオ判定は有料…聞いてビックリな“体操あるある”

10月25日(木)にカタール・ドーハで開幕した『世界体操』。

大会7日目となる今日10月31日(水)、男子個人総合決勝が行われる。

日本からは白井健三と萱和磨の2人が出場予定。メダル獲得に期待が高まる。

写真:新華社/アフロ

写真:松尾/アフロスポーツ

その注目の一戦を前に、初めて体操を見る人、体操ファンの人に向けて、これを知ればもっと体操の観戦が楽しくなる! “体操あるある”を紹介する。

◆滑り止めで塗っている“意外なもの”

体操選手が演技前、 “白い粉”を手足につけている姿を見かけたことがある人は多いだろう。

これは、通称「タンマ」と呼ばれる「炭酸マグネシウム」で、落下を防ぐためには欠かせない滑り止めだ。

この「タンマ」を手足になじませるために、“はちみつ”を塗っている選手がいる。白井もその一人で、跳馬の際には“はちみつ”を塗っている。

“はちみつ”ひとつとっても、選手によっては種類など好みが違うそうだ。ちなみに、内村航平は“はちみつ”ではなく、“塩”を混ぜるのが好きだそう。

演技前に選手が“何”を塗っているのか、注目して見てみたい。

◆体操ユニフォームに隠された“秘密”

体操ユニフォームには、いくつかルールが存在する。

一つは、“短パン”はゆかか跳馬のみ可能であるということ。床と跳馬は、短パン+くつ下、短パン+素足、長パン+くつ下の3セットから選べる。

もちろん全種目長ズボンでも良く、選手によって履き替えない選手もいる。

長ズボンは色の制限があり、「黒」「ダークブルー」「ダークブラウン」「ダークグリーン」は審判が脚を認識しづらいため禁止されている。

©テレビ朝日

また、つま先がきれいに見えるように、靴下の先に綿を入れるなどの工夫をしている選手もいるそうだ。

各選手のユニフォームの“こだわり”も要チェックだ。

◆「ビデオ判定」は有料!その場で現金払いだった時も

テニス、サッカー、野球をはじめ、近年あらゆるスポーツ競技で導入されているのが、判定に異議がある際に検証を要求できる「ビデオ判定」。

なんと、体操の国際大会での審判に「ビデオ判定」(体操では「インクワイアリー=問い合わせ」と呼ばれる)を要求する際には、お金の支払いが必要となっている。

1回目は300ドル、2回目は500ドル、3回目は1000ドルと回数によって値段が上昇。ただし、抗議が認められるとお金は戻ってくる。

2012年ロンドン五輪では、日本コーチが審判団にお金を渡しているシーンが“買収疑惑”として話題になったが、これも「ビデオ判定」のためだった。

当時はコーチがポケットに現金を用意し、その場で支払う制度だったが、現在は振り込み制度に変更されている。

写真:ロイター/アフロ

今大会ではそんな“体操あるある”に注目しながら、『世界体操』を観戦するのも面白いかもしれない。<制作:テレビ朝日体操>

※番組情報:『世界体操
男子個人総合決勝 2018年10月31日(水)よる10:30〜深夜01:23、テレビ朝日系24局
女子個人総合決勝 2018年11月01日(木)深夜00:20〜深夜02:24、テレビ朝日系24局
男女種目別決勝 第1日2018年11月02日(金)深夜00:20〜深夜02:50、テレビ朝日系24局
男女種目別決勝 第2日2018年11月03日(土)よる10:30〜深夜01:30、テレビ朝日系24局

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