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上川隆也、大感激!『遺留捜査』で小田和正の2曲を使いわける“W主題歌”実現

7月12日(木)から第5シーズンがスタートするドラマ『遺留捜査』

©テレビ朝日

放送に先がけて「初回2時間スペシャル」の完成披露試写が行われ、主人公・糸村聡役の上川隆也と神崎莉緒役の栗山千明が舞台挨拶に登壇した。

 

◆上川隆也、“糸村スタイル”で登壇

スーツにスニーカー、斜め掛けバッグという変わらぬ“糸村スタイル”で舞台挨拶に登壇した上川は、「大きく変わることなく、いつもどおりの物語をお届けします。皆さまにとって2018年夏の暑気払いになれば…!」と、力強くあいさつ。

一方、夏らしく華やかな浴衣姿で登場した栗山は「夏といえば『遺留捜査』! 初回2時間スペシャルを見て、“来たな!”“はじまったな!”と改めて実感しました」と、第5シリーズのスタートを軽やかに宣言した。

©テレビ朝日

また初回2時間スペシャルで、スーツ姿のままロッククライミングに挑んだことについて上川は、「撮影前日、雨が降ったため岩の表面が滑りやすい状況だった」と過酷な環境だったことを告白するとともに、「糸村はこの格好(スーツ姿)以外の服装はしませんので、万が一スカイダイビングをすることになったとしてもスーツ姿で飛ぶことになるのだろうな、と思っております(笑)」と、ジョークを交えて振り返った。

 

◆豪華新メンバー&ゲストも出演

1年ぶりに帰ってくる同シリーズは、舞台は前作同様、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”。特対は、強行犯捜査を担う京都府警捜査一課のなかにあり、特殊な事情のある案件に優先的に投入されるチームで、その“特対”に今シリーズより、梶原善演じる新メンバー・岩田信之が加入! 猪突猛進タイプでプライドの高い岩田とマイペースな糸村がどう絡んでいくのかもみどころとなっている。

さらに初回2時間スペシャルには、柄本明平泉成松下由樹中村俊介ら錚々たるゲスト陣が出演。味わい深い演技で、深い謎と人間愛に満ちた物語を盛り上げてくれる。

また、これまで『遺留捜査』シリーズを盛り上げてきた、小田和正による主題歌『やさしい風が吹いたら』『小さな風景』の2曲を、今シーズンではストーリーによって使い分けることが決定!

日本ミュージックシーンのレジェンドともいうべきアーティスト・小田和正の主題歌を2曲も使用するという贅沢な“W主題歌”の実現に、上川も「ロッククライミングより驚きました! 『遺留捜査』は恵まれた、幸せな作品だなと改めて感じました」と感謝の思いを口にした。

 

◆上川隆也(糸村聡・役)コメント(全文)

©テレビ朝日

今年の夏も、うれしいことに『遺留捜査』の新シリーズをお届けできる運びとなりました。大きく変わることなくいつもどおりの物語をお届けしますが、これが皆さまにとって2018年夏の暑気払いになればと思っております。

――初回2時間スペシャルでロッククライミングに挑んだ感想は?
「僕は、糸村が何をしでかそうが驚かないというのが正直なところです。こと“遺留品”に関しては何をするかわからない男なので、台本を読んだときも『あ、ロッククライミングなんだ』ぐらいにしか思いませんでした。しかしいざ岩を目の前にした際は『ここを登るのか…』という思いに駆られましたね。

実は撮影前日、雨が降ったため岩の表面が滑りやすい状況だったんです。“覚悟”というほどではないですが、気持ちを新たにして臨みました。糸村はこの格好(スーツ姿)以外の服装はしませんので、万が一スカイダイビングをすることになったとしてもスーツ姿で飛ぶことになるのだろうな、と思っています(笑)」

――今シーズンから加入した新メンバー・梶原善さんの印象は?
「梶原さんは話題の豊富な方。食べ歩きがお好きらしく、撮影のない日は宿の周りを散策して、ふらりとお店に入ったりしながら、おいしい店を探しているそうで、現場ではそんな話をしてくださいます」

――小田和正さんの“W主題歌”が実現したことについての思いは?
「ロッククライミングよりも驚きました! 2曲を作品内容に合わせて使っていい、と小田和正さんからお許しをいただいたと聞き、『こんな贅沢な思いをさせていただけるなんて!』と感激し、『遺留捜査』は恵まれた、幸せな作品だなと改めて感じました。

監督たちによると、一方の曲を使うことをイメージしながら編集していたら、最後の最後にもう一方の曲のほうが合っていた! ということが、すでに何回かあったそうで、それほどまでに豊かなエンディングを作り上げられる土壌が今ここにあるということが、とても贅沢だなと感じています」

――差し入れでうれしい食べ物は?
「やはり(ドラマの舞台である)京都にちなんだものが現場にあると、うれしくなります。京都のスイーツは、素朴なきな粉のお餅でも味わい深いです。また、京都といえば和菓子のイメージが強いですが、実は、京都には喫茶店やケーキ店が多く、洋菓子もおいしいんです! ですので結果、何をいただいてもうれしいです(笑)」

――糸村を演じるにあたって、決して揺るがないことは何ですか?
「糸村という男を演じるにあたっては、迷いは微塵もありません。おそらくこの男は今後もずっと変わらないのでしょうが、一方で何をするかもわからない男でもあります。なので、“細~い竹”みたいな存在でいようと思っています。いくらでもしなるけれど、決して折れない…そんな存在でいるのが糸村らしさなのかな、と捉えております」

――今後、『遺留捜査』のなかで挑戦したいことは?
「繰り返しになりますが、何が来ても驚きはしないんですよ。僕自身のなかに“何をしたい”という意思はなく、むしろ糸村が次に何をするのかを心待ちにしている、というのが正直なところ。ですから、“何でもしますから、何でもさせてください”という心構えでおります。きっと糸村自身も事件ごとに巻き込まれているだけで、“何がしたい”などとは思っていない気がします」

――第5シリーズのスタートに向けてメッセージをお願いします!
「今年の夏は例年をさらに超えて暑くなると伺っておりますが、小田さんの曲のタイトルをお借りするならば、1本1本の“小さな風景”をキャスト、スタッフとともに精一杯作り上げて、皆様のお手元に“やさしい風”をお届けしたいと思っております。どうぞこの夏も『遺留捜査』をよろしくお願いいたします」

 

◆栗山千明(神崎莉緒・役)コメント(全文)

「私は昨年から『遺留捜査』に参加させていただいていますが、昨年から夏といえば『遺留捜査』という感じで、私自身も楽しんで撮影しています。初回2時間スペシャルを見て、『(遺留捜査が)来たな!』『はじまったな!』と改めて実感しました。ぜひ皆さんにも楽しんでいただきたいと思います」

――初回2時間スペシャルのロッククライミングに挑戦した上川さんを見て…?
「上川さんご自身は高い所は平気とおっしゃっていたのですが、私は高所恐怖症。そびえるような岩だったので、見ている私の方がソワソワして、冷や汗をかくような思いで撮影を見守っていました」

――今シーズンから加入した新メンバー・梶原善さんの印象は?
「おいしいお店を見つけると、『ココ、おいしいから!』と、店の名刺を渡して教えてくださいます(笑)。すごく現場を盛り上げてくださっていますね!」

――小田和正さんの“W主題歌”が実現したことについての思いは?
「遺留品が残してくれたメッセージを噛みしめているときに流れる、小田さんの歌…。毎シーズン、とても胸を打つ場面でしたので、今回はどういう形で見られるのか、とても楽しみです」

――差し入れでうれしい食べ物は?
「この時期は、冷たいものがうれしいですね。熱中症に気をつけないといけないと思いながら撮影をしているので、冷たいものをいただくと生き返るというか、潤う気がしますね」

――神崎役を演じるにあたって揺るがないことは?
「私が演じている神崎莉緒は、正義感があって真面目。だからこそ、いつも糸村さんに『何やってるんですか!』と怒ってばかりで、まったく慣れない。でもすごく素敵だなと思うのが、悪に対しての厳しさを忘れないこと。そういう強さが、揺るがないポイントかなと思っています」

――この1年で変わったことは?
「毎回、“特対”の部屋で皆さんと情報のやり取りをするシーンがあるのですが、そのシーンはいつもすごく緊張してしまうんです。スピード感のある現場なので、ついていくのが大変なんですよね…。昨年はもっと緊張していたので、今年は少しずつ緊張に慣れはじめたかな。少しはリラックスする方法をつかめてきたかなと思っています」

※番組情報:『遺留捜査
2018年7月12日(木)スタート!【毎週木曜 午後8:00~8:54放送】※初回は2時間スペシャル(午後8:00~9:48)、テレビ朝日系24局

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