吉岡里帆「なんか泣けるなぁ…」と心を揺さぶられる。14歳の少年が決めた覚悟
あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした人「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
9月21日(土)に放送される同番組のレギュラー回では、“全く声優志望ではなかったのに、中2で国民的アニメキャラクター「ジャイアン」の声優に合格しちゃって、その運命に翻弄された人”が登場する。
父はドイツ人オペラ歌手、母は日本人声楽家というドイツのエリート音楽一家に生まれたキムラさん。
超目立ちたがり屋で人気者の彼は7歳でドイツを離れ、日本へ移住することになり、なんと馬車でパレードをして盛大なお見送りを受けたという。
移住後、クラシックしか知らなかったキムラ少年はHIPHOPに衝撃を受け、全く話せなかった日本語をどんどん吸収。将来はラッパーになりたいと夢みるほどに。
その後も子役タレントになったり、ガキ大将になったりしてイケイケ旋風を巻き起こし、「もっとイケてぇー、まじモテてぇー」と思っていた。
そんな中学2年生のとき、キムラさんはドラえもん声優オーディションのニュースを知り飛びついた。”これを受ければ超目立てる”と記念受験したら、なんと1次合格。本気の大人たちに囲まれながら2次も通過し、最終選考に進んだキムラ少年。ついにジャイアン役を勝ち取ったキムラさんだが、ここから国民的キャラクターを背負う者の苦悩がはじまる。
合格を2か月間口外禁止され、夜な夜な河川敷で「のび太待て~」を猛特訓。情報解禁後は、14歳でジャイアン役に大抜擢されたことがメディアで大体的に取り上げられた。
そこでキムラさんは「やるしか無い。これからは“剛田 武”として生きていく」と覚悟を決めたと振り返る。
すると、このキムラさんの決意を聞いたゲストの吉岡里帆が「すごい覚悟ですよね。なんか泣けるなぁ…。スゴすぎるなぁ」と心を揺さぶられる場面も。
そして迎えた初放送では、「前の方が良かった」と世間からの悪口が襲う。強い風当たりに必死で耐えていた時期、出会った大物声優がキムラさんを変える。
さらに声優になったことで諦めていたラッパーの夢が、なんと声優によるラッププロジェクト・ヒプノシスマイクの始動で遂に叶うことに。
経験ゼロからいきなり国民的アニメのキャラクターに抜擢された声優の数奇な運命の物語が語られる。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2019年9月21日(土)午後10:10~午後11:10、テレビ朝日系24局(※一部地域で放送時間が異なります)