萩本欽一「浅草を築いた」と大感謝!1500万円を“あるモノ”に使い、街を救ったそば屋の女将
あまりにも珍しい“激レア”な体験を実際にした人「激レアさん」をスタジオに集め、その体験談を紐解いていく番組『激レアさんを連れてきた。』。
9月7日(土)に放送される同番組では、ゲストに水野美紀とナイツの土屋伸之を迎え「持ち前の“チャキチャキすぎる性格”でゴーストタウン一歩手前だった浅草を日本有数の観光地へと蘇らせた、伝説の女将」を紹介する。
浅草にあるそば屋の女将・テルコさんは、とにかくせっかち。焼き肉を焼くのもじれったく、ほぼ生で食べてしまうような性格だ。
昭和初期まで映画館を中心に娯楽の聖地だった浅草。しかしテレビが普及したことで街は寂れてしまった。
親友の商店が潰れ、大好きだった映画館も閉館…。そんな浅草の衰退を我慢できなかったテルコさんは、自ら立ち上がる。
◆欽ちゃんも「母さんが浅草を築いた」と大感謝
街に活気を取り戻す方法を模索していた昭和53年、イギリス帰りの友人から2階建てのロンドンバスの話を聞いたテルコさん。
そんな目立つバスを浅草で走らせれば最高の客寄せになると閃き、1500万円もするロンドンバス2台を独断で即契約。
圧倒的な資金不足も、大手洋酒メーカーに直談判してスポンサー契約を結び解決…と、そこまでは良かったものの、なんとロンドンバスの車高は日本の法律を50センチも超過していることが発覚する。
しかしテルコさんが即行動に移したまさかの策で、2階建てバスは超法規的措置により走行が許可されることに。おかげで浅草は久々の大賑わい!
この経験から、古き良き下町×異国文化=“オキャクイッパイ”という方程式を手に入れたテルコさん。今ではすっかり名物の浅草サンバカーニバルも企画したのだが、1回目はとんでもない事態に陥っていた!?
さらに、下町育ちで人情派のテルコさんが取った“ハンパなく寛容な行動”が、財界の大物を動かして、浅草を救う奇跡が起こる。
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今回、番組史上最高のレジェンド・萩本欽一がVTRで登場。
テルコさんに本当にお世話になったという萩本は、テルコさんの頑張りや義理人情が浅草を元気にしてくれた、「母さん(=テルコさん)が浅草を築いた」と大感謝する。
思い立ったら即行動で、予算や法律は後まわし…地元復活へのパッション最優先で浅草を蘇らせた“伝説の女将”の半生を送る。
※番組情報:『激レアさんを連れてきた。』
2019年9月7日(土)午後10:10~午後11:10、テレビ朝日系24局(※一部地域を除く)