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少年時代から現在まで…武井壮にとっての「カリスマ」の履歴とは?

5月31日(水)にテレビ朝日系で放送される『世界カリスマ履歴ショー』

この番組は、日本で一大ブームを巻き起こしたあの人や誰もが口ずさむヒット曲を生み出したアーティストなど懐かしいカリスマたちから、一代で財をなしたインドのひとりの女性など知られざるカリスマまでが登場し、彼らの「履歴書」でカリスマの人生を紹介していく新感覚バラエティーです。

©テレビ朝日

そんな同番組にゲストとして出演したのが、タレントの武井壮さん。テレ朝POST編集部では、番組収録後の武井さんに“カリスマ”についてのインタビューを行いました。

 

◆武井壮のカリスマは「やっぱりビートたけしさん」

©テレ朝POST/撮影:長谷英史

――今回の『世界カリスマ履歴ショー』は、世界各国のカリスマたちの「履歴書」を振り返る番組でしたが、武井さんにとっての少年時代からのカリスマは誰だったのか? カリスマの“履歴”を教えて下さい。

武井:「幼稚園とか小学生の頃は、僕は“力士になりたい”って作文に書いていたくらいで、千代の富士関や若島津関に憧れていました。

いまテレビのお仕事でたまに千代の富士関の娘さんの秋元梢さんとご一緒することがあるんですけど、いつもお父さんの話で盛り上がって、ご縁が感じられてすごく嬉しいです。

で、小学校高学年とか中学生の頃は、具志堅(用高)さんがカリスマでした。ちょうどその頃は具志堅さんが引退される頃だったのかな…。とにかく僕の父親が具志堅さんのことが大好きで、具志堅さんのビデオなんかも持っていて、それをよく見せてもらって“かっこいいなぁ”って思ってましたね」

――やはりスポーツ選手が武井さんにとっての“カリスマ”だったんですね。

武井:「というより、“戦う人”ですね。ブルース・リーやジェット・リーにも憧れてて、彼らを見て空手の道場に通ったり柔道を始めたりと格闘技をやったのが僕の“スポーツの始まり”で、僕にとってのカリスマはそういう戦う人たちが多かったんです

©テレ朝POST/撮影:長谷英史

――それでは、スポーツだけでなく芸能界でも活躍されるようになった現在の武井さんにとってのカリスマは誰ですか?

武井:やっぱりビートたけしさんですね。僕は東京の葛飾区出身なんですけど、たけしさんはお隣の足立区のご出身で、下町から飛び出したスーパースターじゃないですか。“世界のキタノ”でありスーパーセレブ。やっぱりすごく憧れます。

たけしさんも育ちが非常に苦しくて、そこから芸人さんになって天下をとられて、いまではご自身が監督も俳優もなされて映画の仕事をやって、それから歌もやられていて、タップダンスもやられたりして…。

もうなんでもされる方であって、僕も“なんでも屋”なので、“あんな風な世界のスターになれたらいいな”なんていつも思いながら、いろんな映像を見させてもらったりたけしさんの言動を調べたりしています」

©テレ朝POST/撮影:長谷英史

武井:「あと僕はスーパーカーが好きなんですけど、それもたけしさんや所(ジョージ)さんがああいうクルマで遊んだりしてるのを子供の頃から見てかっこいいなと思っていたのもあるんです。

“スターってああいう生活ができるんだ”と思いながら芸能界に入って、“自分もいつかあんなスーパーカーに乗れるようになるぞ”と思っていたら、最近実際にスーパーカーを買うことができて…。そうやって、ちょっとずつちょっとずつ自分の“履歴”を積み上げて近づいていきたいなと思います

 

◆いまも毎日3時間トレーニングしてる

©テレ朝POST/撮影:長谷英史

――いま、スポーツ選手をはじめ若い人たちで、武井さんのことをカリスマ視している人も少なくないと思います。そういう人たちにアドバイスはありますか?

武井:「いやいや、僕はまだカリスマでもなんでもないですけど…。でも、そういう存在に“なりたい”と思いながら毎日の時間を過ごしてはいます。やっぱり違いを生むのって、実際に何かに“なりたい”と思って過ごす時間の量だと思うんですよね。

だからいま、僕は毎日お仕事の後に必ず3時間は“自分が成長できる時間”っていうのをプレゼントしてあげています。

フィジカルのトレーニングを1時間、ビリヤードやピアノのような新しい技術の練習を1時間、そして何か知らないことを勉強する時間を1時間。デビューした当初はテレビにたくさん出させてもらっていて1日1時間しかできなかったけど、いまは3時間です

新しい能力が育っていないと仕事に呼ばれなくなっちゃうし、同じことばっかり喋ってたらまた同じ話してるってなっちゃうから、今は新しい経験や知識、能力を手に入れるというのを最優先にした生活にしています。

だから若い人たちには、最初は1分でもいいから、毎日必ず自分が知らないことを調べたり、自分がまだできないことのトレーニングをしたりする時間を過ごしてほしい。今の生活や人生を変えたいと思ったら、やっぱりそういう“成長”を遂げて、なりたい自分に向けて一歩ずつ進んでいくのが絶対に必要なことだと思います。

そういう“自分が成長できる時間”を毎日過ごしてもらって、いつか番組に登場したカリスマたちの履歴書のような、素晴らしい人生の軌跡を描けるようになっていただきたいなと思います

◇◇◇

このように語ってくれた武井さんも「会いに行きたい」と話すオーストラリアの“リアル武井壮”と言われるカリスマも登場する今回の『世界カリスマ履歴ショー』。

数々のカリスマたちの“履歴書”は、必見です!

※番組情報 『世界カリスマ履歴ショー
2017年5月31日(水)午後7:00~午後8:54、テレビ朝日(※一部地域を除く)