髪を「乾かす」のは、タオルがやる! ドライヤーは髪を“デザインする道具”
8月2日(金)に放送されたテレビ朝日のビューティバラエティ番組『BeauTV ~VOCE』では、夏本番のこの時期にうれしい“時短”ビューティテクニックをお届け。
毛髪診断士の資格を持ち、女優や美容のプロにも信頼されるヘアサロンをプロデュースするビューティプロデューサーの美香さんからは、“永久保存版”のテクニックが伝授されました。
みなさんは、ドライヤーは“乾かすだけの道具”だと思っていませんか?
実は、乾かすのはタオルの役目で、「ドライヤーは“デザインする道具”」だと美香さんは言います。一体、どういうことなのでしょうか?
◆タオルで髪の毛を“乾かす”方法とは?
そんな美香さんがオススメする“乾かし方”は…?
まず、髪を洗った直後に大きいバスタオルですべての髪をくるみます。そのまま、スキンケアなどをしながら20分待ちましょう。
すると、ほどよく水分が残ったデザインしやすい髪の状態に!
続いて、コーミングとオイルでドライヤー前の下準備をします。
まずは髪の分け目を決めて、粗めのコームでといていきましょう。「こうしてとくと、ドライヤーをするときにすごくキレイに仕上がるんですよ!」と美香さん。
続いてはオイル。3プッシュほど手に出してよくなじませ、両手で髪の毛をはさむようにし、オイルが毛先まで浸透するようになじませていきます。
最後に手に残ったオイルは、頭頂部以外の髪の表面になじませるのがオススメ。表面のツヤをアップさせるようなイメージです。
さて、いよいよここから、ドライヤーを使ってサラツヤスタイルを立体的にデザインしていきます!
◆「HOT」と「COLD」を使い分けてデザイン!
まずはトップ。美香さんは、「いくらサラツヤでも、ここ(トップ)がペチャンコになると立体的に見えない。やっぱりトップは、どんなデザインでも大切。少しの盛り上がりで、顔もキュッと締まるんです!」と解説。
ドライヤーは“HOT”に設定! トップを上に立たせるようにして、ドライヤーを当てていきます。
「髪の毛って、乾いてくるときに一番デザインが決まるんです。なので、乾いたなと思ったときに、ここ(トップ)を垂直に上げます」と美香さん。
温風で頭頂部を垂直に立たせるように乾かしたら、続いてはCOLDに設定しましょう。冷風を当てて頭頂部の垂直部分を固定することで、デザイン性が高まるとのことです。
続いて、また温風に切り替えたら、毛流れに沿って毛先を意識しながら当てていきます。(このとき、毛先だけに当てると静電気が出やすくなるので気をつけましょう!)
そして最後は、風量を弱めに設定。サロンなどではブラシで髪をときながらドライヤーを当てて仕上げますが、これを自分でやる場合は、手ぐしで髪をときながら仕上げてもOKです。(アタッチメントがついたドライヤーを使うと、よりきれいな仕上がりになります!)
これで、ドライヤーでデザインする“美香流サラツヤロング”の完成!
ドライヤーは、髪を乾かすだけでなくデザインするアイテムなんですね。美香さんの究極テクニックで、あなたも“サラツヤヘア”目指してみては?
ちなみに、番組MCの河北麻友子さんも、夏にオススメの髪の乾かし方を解説。「夏はとにかく暑いので、温冷交互に当てます。ダメージを考えても、やっぱり温風だけよりどっちも使ったほうがいいかなと思うので、夏はそうしていますね!」とのこと。
“温冷リズムモード”があるドライヤーで、ぜひお試しを!
なお番組では、夏でも白肌でいたい人のため、ヘアメイクアップアーティストの長井かおりさんが“簡単クールな透かし肌メイク”を紹介してくれました。こちらも必見です!
※ドライヤーでデザインする“美香流サラツヤロング”、また長井かおりさんのメイク解説は、こちらから無料の動画で観ることができます(期間限定配信)
※番組情報『BeauTV ~VOCE』(テレビ朝日)
毎週金曜深夜1時50分~(※毎月最終週は休止)、最新話のキャッチアップ動画も無料配信中