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2020年東京五輪に向けた法整備で実現。ホテル不足問題の“救世主”は海上に!

テニスの現役を退いてから、“応援”することを生きがいにしている松岡修造。

現在は2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けて頑張る人たちを、「松岡修造の2020みんなできる宣言」と題して全国各地を駆け巡って応援している。

今回、修造が訪れたのは横浜の港。そこで待っていたのは、全長261m、1011の客室をもつ豪華客船「サン・プリンセス号」と、大手旅行会社の皆見薫さん、鳴尾仁秀さんだ。

©テレビ朝日

実はこの客船、ホテル不足が懸念される2020年東京オリンピックに向けて、ホテルとして宿泊を提供する“ホテルシップ”。

©テレビ朝日

船の屋上スペースはプールになっていて、海上での開放感を味わいながら、のんびり過ごせたり、ビュッフェスタイルで世界各国の料理が味わえたり、豪華客船ならではのスペシャルな体験ができる。

さらに、柔道や卓球など、東京オリンピックのチケットが付いてくるプランも用意されている。

滞在プランはすべて2泊3日で、最も安い部屋では1人当たり18万円台~、スイートルームは60万円台~という値段設定だ。

©テレビ朝日

◆日本初のホテルシップ、実現の裏に“オリンピックの力”

オリンピックの開催にあわせて、18泊分、のべ3万6千人分の宿泊を確保できるようになるという日本初のホテルシップだが、オリンピックだからこそ実現できたと、大手旅行会社の皆見薫さんは言う。

「この船には1000室の客室がありますが、その内約 400 室以上が実は窓のない部屋なのです。従来の旅館業法の中では、窓のない部屋というのが、客室としては認められなかったんです」(皆見さん)

©テレビ朝日

そこで皆見さんたちは、国や自治体に働きかけ、五輪期間中に限り、窓のない部屋をホテルとして営業できる許可を得たのだ。

皆見さんは、今回の法整備に関して、非常に前向きに捉えてもらったといい、「オリンピックの力」を強く感じたという。

さらに、2020年以降もホテルシップを導入できれば、色々な港に停泊できることで、地方で大きな国際大会を誘致できる可能性が高まり、イベントに合わせてホテルを乱立させることを防げるため、過剰供給を避けられる可能性もある。

「ホテルシップを、2020年東京五輪のレガシーの1つとして、成功に導きたいと思います」(皆見さん)

©テレビ朝日

皆見さんたちのできる宣言は「ホテルシップで心を一つに。東京2020 のレガシーに」 。修造は熱いエールを送った。

※番組情報:『TOKYO応援宣言
毎週日曜あさ『サンデーLIVE!!』(午前5:50~)内で放送、「松岡修造の2020みんなできる宣言」も好評放送中、テレビ朝日系

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